弟のほぼ文無し旅 14日目[沖縄] 〜弟が誕生日を迎えて、天然にキレが増した話〜
こんちわ。「studioあお」の川村です。
最近は教室の生徒から「玉ねぎ」というあだ名を賜りましてですね。なんだか自然とスーパーで玉ねぎに目が行く回数が増えました。なんだか妙にシンパシーを感じます。親戚みたいな気分です。
弟のほぼ文無し旅、連日更新です。
12,13日目でGW明けから働けるかも!というところまで来ました。
tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com
あとはGWが開けるまでどう生き延びるかです。
14日目は4/27(水)。GWが開けるのは早い場合でも5/6(金)なので、1週間以上あります。1週間って結構長いです。さあ、どうする弟よ。
って結構普通に心配してたんですが、弟の行動がキテレツすぎてもうどうでもよくなりました。とりあえず読んでください。ツッコミ疲れました。
それでは14日目、どうぞ。
4/27(水)21歳の誕生日。
この日は弟21歳の誕生日。電話で話し込んでいるうちに、弟は路上で12時を迎えていました。
旅は思ったより大変だけどいろんな人に会えて楽しい。とか、将来は自然に関わることがしたい。だとか、久しぶりに深い話が聞けて非常にいい時間でした。
そしてブログやTwitterを見ている方から、たくさんのメッセージをもらい、弟はやる気が高まります。
メッセージくださった皆様、本当に有難うございました。全て弟に転送しました。
弟は「今日の振り返りすぐ書いて送る!」とやる気満々です。
そして数分後、送られてきた振り返りがこちら。
色々突っ込むことがあります。落ち着いて一つずつ片付けていきましょう。
まず、このメモ何?
なんの目的でこの事実を記録したのかが全く不明です。
というか、これ本当?本当?ねえ、本当? お金おろす時ってそんなコミュニケーションとるっけ?嘘にしては意味わからなすぎるけど、事実として受け入れるのにも若干不可解なんですけど。
弟はいつも僕に謎をくれます。
あとはこの2つ。
いや、なんで語りかける口調だよ。急に文化人になるのやめてください。
「海に行ってみる」でいいだろ。キャラ設定急に変えられると混乱します。
ほんでそのオシャレな言い回しのすぐあとに「女の子と仲良くなる」て。急に欲望丸出しなのはなんぜ?
キャラ設定の変更に次ぐ変更はやめてください。しかも"飲み物奢ってもらう"or"女の子と仲良くなる"ってどんな位置付け?価値基準が独特すぎて育った国一緒だよね?ってなります。
弟はいつも僕に抱えきれないぐらいの謎をくれます。
海へ行ってみよう。
21歳最初の夜を"マクドですナルドです"で過ごした弟は、「海へ行ってみよう。」の言葉通り、海に向かいます。なぜかはわかりませんが、2時間もかけて。
謎です。もっと近いビーチはないんでしょうか。
もしないなら、何故そこまでして「海へ行ってみよう。」なんでしょうか。
弟は21歳になって、謎の生産性がぐっと高まったように感じます。
やる気十分です。ものすごくかっこよく言ってますが、目的は飲み物or女の子です。
ものっそい不純です。というか、今必要なものもっとあるよね?
とりあえず、最近写真が全然送られてきていなかったので、自分があとで旅を見直すためにも、出会った人や、印象に残ったものは写真を撮っておきなさいよ、と伝えると。
全然わかってません。ただの観光客のテンションです。
まあ、別にいいかというテンションで連絡を待ってたのですが、到着連絡と同時に弟から送られてた写真が相変わらず意味わからん。
うん、確かに沖縄って書いてるね。でもお前これで沖縄感じる?
お前の中の沖縄って何?
「沖縄っぽい」の迷子です。現状は「沖縄」「海」という文字を探し当てたことを記録するための写真集と化してます。
とにかく、到着したようなので良かった。と思ったのですが、今度は天気悪すぎて誰もいないという最悪の事態。
なんとか打開策を探します。
弟はルールという概念がないようです。いけそうかどうかとかじゃないです。
僕は泳ごうとする弟をなんとか止めにかかります。
「海→サメ→怖い」で攻めました。人食いサメの存在や、奴らの遊泳スピードは弟を数倍上回ることを懇々と伝えると、弟はやっと改心。
なんで?
なんで急にクラゲが怖くなった?クラゲの話ししてないよね。サメの話どこいった?
結果として弟は泳ぐのやめたんですが、なんかこう釈然としないものを感じました。
ご飯を奢ってもらう。
夜には街(国際通りあたり)に戻りいつもの"マクドですナルドです"にピットイン。振り返りを書いて送ってきます。。
宗教勧誘を10分以上聞くことが優しさだ、と強く信じている理由が気になりますが、もうキリないんでやめましょう。
GW明けに、カラオケパブ「父ちゃんの店」の店長トウマさんと一度お話しすることが決まっている弟。歌も好きだし、たくさんの人に会えるカウンタースタイルの飲食店です。旅の目的にも合うし、なんとかそこで決めたい。
となると、今度はGW明けまでは超短い期間での働き口を探すか、なんとかその日その日を奢ってもらいながら生きていくかの選択肢になります。弟は後者を選びました。
なんとか誰かと知り合い、仲良くなって、ご飯を奢ってもらいたい。
たくさん声かけをしますが、なかなかご飯を奢ってもらえるところまで行くのは難しい。そんなところで悩んでいるようでした。
次は15,16,17日目まとめての更新です。なんと!弟の住むところが決まります。
割と1日を3分割したり、くくったり、記事によって時間の扱い方が変わっていますが、ひとえにみなさまに弟のことが伝わりやすくなることだけを考え、時間を切り分けています。
いや、まじでサボってまとめてるわけじゃないですよ。言いがかりはやめてください。冤罪です。「リアルタイムとの差が開きすぎて、記憶が曖昧だ〜」となっているのは事実ですが、それでも僕はやってない。駅員室には行きません。
と、いうことで14日目はこの辺で。
21歳になってキレが増した弟でした。
▼次作もどうぞ。住むところ見つかります。
tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com
弟のほぼ文無し旅 [沖縄]
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この旅では、弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
僕は毎日弟と連絡を取っており、
記録したその内容をここで愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いわば弟の成長記録です。いつ終わるか全然わかりません。
リアルタイムの実況中継はTwitterの僕のアカウントにて行っております。
#弟のほぼ文無し旅 #沖縄 でまとめて読むか、
もしくは、僕のTwitterアカウントをフォローしてください。
▼こちらは僕の職場ですー。僕は京都で教育事業を手掛けております。
最近生徒さん増えてまいりました!!教室狭すぎて早くも移転したいです!誰か倉庫ください〜
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弟のほぼ文無し旅 12,13日目[沖縄] 〜弟「歌で仕事取れたかも!」 僕「何言ってんのお前大丈夫?」〜
ご無沙汰しております。「studioあお」の川村です。
約2週間ぶりの更新です。かなり久しぶりです。
仕事で忙しくて全然書く気が起きなかったのですが、数名の方から「次、いつ?まじ遅すぎ。早くしてよ…、楽しみにしてるんだからネ。」っていうツンデレな催促を賜り、只今パソコンに向かっています。これぞJapanese"萌"パワー。Cool JAPANです。
今回は素晴らしくいい話です!なんと弟が仕事決まりそうになります。しかも”歌”で。
いや、そりゃみなさんがさっぱりキョトンなのは当然ですが、読んでいけばわかります。
やっぱり自分に他人のために何ができるかを認識するのと、礼儀を大切にするということって、とても大切なんだなあと、僕自身も勉強させられました。
では「弟のほぼ文無し旅」、12,13日目です。どうぞ。
▼前回記事の復習をしてからどうぞ。
tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com
通勤時間およそ263時間
この日弟はトンカツを食べて、いつも通り店を回ります。
だがしかしbut、相変わらずうまくいきません。毎晩書くことがルールの「振り返り」では、ネックは住所がないことであるとありました。
そりゃあそうです。雇う側からしたら得体が知れなさすぎる。正直に書いたとしても弟の現住所は千葉。怪しすぎます。通勤時間を計算したら自動車だと"41時間(1日と17時間)"、もしくは"263時間(10日と23時間)"でした。誰が雇うんだそんなやつ。
条件が不利なことに変化は一切ないですが、思考は徐々に働くようになってきました。振り返りも初回の”ただの日記”に比べると格段に成長しました。
悩むポイントも「結果」を見据えた視点で素晴らしいです。
ただ、この11日目にも仕事が見つかることはなく、一緒に振り返り。
頭がごちゃごちゃしてきたあたりで10日目に登場した「BAR blue」の店長ツカサさんから連絡が。
ここでスンゲーいい出会いがあります。
「歌がうまい」から仕事が取れた。
次の日、13日目の昼頃に弟から電話。
弟「なんか働くところ見つかったかも」
僕「え!?まじで!?飲みに行ったところ?」
弟「うん。なんか歌上手いし働けって。」
僕「は?」
相変わらず交信が不安定です。結論だけ言い過ぎて何も伝わってきません。
詳しく聞いてみるとですね、その日弟は「BAR blue」のツカサさんに、連れて行ってもらった行きつけのパブ「父ちゃんの店」で、店長のトウマさんに気に入ってもらえたと。GW明けにもう一度ゆっくり話すことになったと。なんでも店長のトウマさんは歌が非常に好きで、弟の歌をえらく気に入ってくれたと。そういう話なのでございます。
まさかそんなうまい話がありゃすめえ。と僕も思ったのですが、弟は歌が上手かったことを思い出しました。いわゆる"絶対音感"的なものも持ってました。
ソロで歌わせても、他人と歌わせても割といい歌を歌います。
昔は一緒にピアノなんかもやってましたが、例えば音当てクイズをしても「シ。2音目はソ。」とか弟はわかるわけです。一方僕は「セ?いや、パかな?」とかそんなレベルです。※ちなみに野球出来ないっす。
そして何より歌を歌うことが好きなようでした。「歌をもっと本気でやってみたい」的なことを言っている時期もありました。よくよく思い出したら大学の部活をやめる時も「次はアカペラとかやってみたい」というようなことを言ってました。
と、いうことで歌は好きだしうまいのです。
さらにちなむとその時弟が歌ったのはこちら。
いや、曲選が渋いな。
と一瞬思いましたが、客層を見て選曲したのでしょう。
ただ、曲名を覚えていない曲をちゃんと歌いきれたのかが心配です。
まあ、とにかくそんなこんなで仕事が見つかりそうというのは本当のようです。
僕もまさか歌で仕事取ってくると思ってませんでしたから、非常に驚きました。
僕「すごいなあ。そんな仕事の取り方俺には絶対できない。」
弟「うん、ほんとよかった。ツカサさんにもトウマさんにもすごく感謝。歌だったら人を楽しませられるし、お酒注ぐだけでしょ?すごい楽しそう。」
僕「・・・・。」
まだカウンター仕事をお酒注ぐだけと勘違いしている弟には恐れ入りましたが、何はともあれ仕事が見つかりそうで本当良かった。急に光明が見え始めました。
他人を楽しませるために自分には「歌」という方法がある。という考え方もすごくいい。他人に何かを提供できて初めて仕事になるというのが無意識に理解できています。
歌で仕事とるなんてすごいなあ。。。
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月26日
お店の名前は「父ちゃんの店」。
ボスさん(店長)もいい人のようでよかった。
人に愛される才能は、持っているようだ。#弟のほぼ文無し旅 #沖縄 pic.twitter.com/fjxTtY5XFr
この日送られてきた振り返りは過去最高の出来。
実際にGW明けに話合いをした時にネックになりそうなことを洗い出して、その対策を考えています。
弟が賢くなりすぎててびっくり。
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月26日
今日の中間振り返りはかこさいこうの出来です。
先を予測して、必要な物事を洗い出しています。#弟のほぼ文無し旅 #沖縄 pic.twitter.com/tmIM4JEU7a
まさかここまで賢くなるとは思いませんでした。
飼っていたクワガタムシが、勝手に虫カゴをこじ開けて逃げた時の感覚に似ています。
めっちゃ可愛いふわふわな感じの女の子が二郎系ラーメン完食した時にも似てます。
「あ、そういうの出来るんだ」的な感じでした。
「礼儀正しい若者」は得をする。
いやあ、それにしてもすごく不思議ですよね。弟が飛び込みしてなかったら絶対出会ってなかった沖縄のバー店長。その人がこんなに弟を気に入って、良くしてくれるんですから。ご縁というのは本当にわからないものです。そして大切にしなければいけません。
「BAR blue」のツカサさんは弟の「礼儀が正しい」ところを気に入ってくれているようでした。
乾杯は下から。グラスが空いたら次を伺う。お礼のメールは翌朝イチに。などなど。
そんな細かいお作法を、20歳そこそこのマイルドヤンキーが知っていることをかなり褒めてくれている様子でした。
これは礼儀、お作法を知っている若者が単純に珍しくて面白いということです。
身長2メートルの人に「背、高いね〜隔世遺伝?」って言いたくなるのとか、
Gカップの友人に「それってやっぱ重い?持ってあげようか?」って言いたくなるのと一緒です。単純に希少だから興味が湧くんです。
20歳前後の若者(特に学生)なんてのは悪気なくみんな失礼です。それは彼らが悪いわけではないですが、慣習とか文化を知らないから結果として"失礼になってしまうこと"が多いのです。
だからこそ思うのが若さ×礼儀が最強だなあということ。社会で割と当たり前とされるレベルの気遣いができるだけで珍しい。ほんで可愛いし、何かしてあげたくなる。
「若さ」は期間限定の才能ですから、そこに技術としての「礼儀」を携えておけばとりあえず若い間は得なことばかりです。せっかくなのでその才能は使っときましょう。
と、毎日自分に言い聞かせています。僕もまだ全然若いし、礼儀とかそこらへんまだまだ未熟ですので。
とにかくよくやった弟よ!!
すごいなあ、歌で仕事取るなんて。見事に予想の斜め上です。
次回はからはGW明けまでなんとか生き延びる弟の図です。
そして14日目の4/27は弟の21歳の誕生日です!記念すべき路上での誕生日になりましたよ。
tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com
どうぞ読んでやってください。
弟のほぼ文無し旅 [沖縄]
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帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
僕は毎日弟と連絡を取っており、
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いわば弟の成長記録です。いつ終わるか全然わかりません。
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弟のほぼ文無し旅 11日目[沖縄] 〜”考える力”が付いてきたけど、”天然ボケ”が一向に治らない件について〜
お久しぶりです。川村です。
数日サボってしまいまして、このままだと「10日坊主」という謎の修行僧になりそうだったので、そろそろ書こうと一念奮起いたしました。
弟からの毎日の報告LINEが「はよブログ書け」という怨念に感じます。可愛い巫女さんのいる神社でお祓いして、なんやかんやあって最終的にいい感じになりたいです。
(※ちなみに弟は僕のブログもTwitterも見ていないです。)
今回はただのボケ話です。気を抜いて、肩の力を抜いて読んでください。
10日目にはとてもいい出会いがあって、かなり成長も見せた弟ですが、やはり基本的には天然ボケです。まあ、聞いてくださいよ。
▼10日目の記事はこちら
tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com
では、11日目をどうぞ。
自分を細胞レベルで信じる。
前日に「働かせてください」と入ったBARで気に入られ、店長からは食べ物とアドバイスを、お客さんには宿をもらった弟。
今までどこの店でもまともに相手をしてもらえなかったこともあり、かなり心にしみた様子。
そしてそれがきっかけで「他人に気に入られる」とはどういうことかを考え始めました。大きな成長。
何が成長って「計画・行動・反省」のサイクルが生まれたこと。頭を使うということができるようになりました。詳細は10日目の記事で。
そしてこの日は街中を出て少し田舎の方に行ってみる!と意気込む弟。街中は人が多い分雇ってくれる可能性が低いかもと考えたようです。いいですね。これも思考です。
ただ、この日は夕方から大雨。
弟は街はずれから宿泊先の”マクドですナルドです”に戻る途中で、ずぶ濡れになった様子。ピンチです。この旅で一番起こって欲しくないシチュエーションのフラグが立ちました。
この旅で絶対に避けたいのは病気。本人が頑張ったかどうかに関わらず、有無も言わせず旅中止の可能性が高まるからです。そうなりゃもう成功体験がどうとかいう話じゃないですから。それだけは絶対に避けたい。
いや、もうほんとやめて。フラグがビンビンすぎて俺は萎える。
というか、お前いつの間に”マクドですナルドです”卒業したんだよ。
みなさんしっかり見ておいてください。これが個性が失われた瞬間です。
さすがに病気になられるのは困るので漫喫泊を勧めましたが、 速やかに断られます。
さらには謎の気合を見せます。
やめてください、意味不明な発言のあとにスムーズに別の話に移るのは。
なんか普通のこと言ったみたいな雰囲気醸し出してますが、意味不明です。
一応突っ込みましたが、論理的っぽい精神論で大丈夫なことになりました。弟は己の細胞を信頼しています。
いいセリフっぽい感じに言ってますが、翻訳すると「まあ、大丈夫でしょ!」です。
まあ、本人が言うならもういいです。
明日のミッションは「肉を食う」
まあ、にしても風邪引かれたら困ります。しかも弟は今、衣食住すべての環境が最悪です。このままだと間違いなく風邪を引くので、お金を送り、とりあえず肉を食べるよう伝えました。
最初の方に書きましたが、弟はとても素直です。
マイルドヤンキーですが素直です。
三代目JSoulBrothersが好きですが素直です。
日焼けサロンとか行っちゃうタイプですが素直です。
僕が「肉を食べろ」と言ったことも真剣に受け止めてくれます。
その日送られてきた振り返りには、肉を食うことが”明日のミッション”として記載されていました。
「Mission=使命」です。使命とは「与えられた重大な務め。責任をもって果たさなければならない任務。」のことを指します。是非とも、命を賭して果たして欲しいものです。
しかもよく見ると
「ハンバーク"が"ステーキを食う。」ことになっています。共食いです。親戚同士の殺し合いです。一子相伝の技を持った暗殺一家みたいな状況です。
そして、これはハンバーグさんのミッションであり、弟のミッションではありません。そしてハンバーグさんには口がありませんから、もはや"ミッションインポッシブル"と呼んで差し支えないでしょう。
次の日、結局とんかつ食べたらしいです。
もう突っ込むのやめときましょう。
まあまあ、細かいことはどうでもいいです。弟は健康に生きており、少しずつ成長しています。言動の端々に「思考」が見えるようになってきました。急に面白いくらい成長してくれます。そして次の記事からもそれは加速します。
まあでも思ったのは、結局「思考する力」と「天然ボケ」って全然関係ないんですね。
確かに「頭のいい天然ボケ」みたいな人いますもんね。
愛嬌の一種ということで大事に残したいと思います。ツッコミ疲れはありますが。
結局この日はノーヒットで仕事は見つからずだったんですが、翌日12日、13日で大きくことが動きますです。
先に結論を言うと、10日目で出会ったBARのマスターが素晴らしい出会いをくれて、そのおかげで働き口ゲットにグッと近づきます。
やっぱりご縁を大切にするということと、自分が他人のために何ができるかを認識するのってとても大切なんですね。
次回はそんな話です。
では、また。
弟のほぼ文無し旅 [沖縄]
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最近は「こんな授業やりたいんですけど!」などのお話たくさんいただいて嬉しいです。
そうです。僕は”みんなで子育てしましょう派”なので、どんどんそういう声ください!
全部実現します。
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弟のほぼ文無し旅 10日目[沖縄] 〜弟「今、BARで出会った人の家にいる」 僕「なにそれ色っぽい、ズルい」〜
9日目は間一髪のところで太ももおじさんから逃れ、
「BARはお酒注ぐだけだから簡単」という大いなる勘違いを抱いて、
弟はBARを巡ります。
もちろんお金は持っていないですから、門前払いされたり、冷たい言葉をかけられます。
ただそんな中にも温かい言葉をかけてくださり、応援してくださるオトナもいるわけです。
10日目はそんな方達との出会いと、それを経て弟の大成長を綴ります。
▼前回記事はこちらから
tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com
10日目の始まりはなんだか色っぽい連絡からです。
では、どうぞ。
弟「今、BARで出会った人の家にいる」
「BARは簡単そう」という関係者からアイスピックで刺されそうな勘違いから、BARにターゲットを絞って店を回り始めた弟。
この日行ったBARでとてもいい出会いがあったと深夜に連絡がありました。
昨日はまたバーにお願いして回っていたようだ。
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月22日
「働けはしなかったけど、BARでいい出会いがありました。あした報告します。」
と、報告が入ってた。
聞くの楽しみ〜!#弟のほぼ文無し旅 #沖縄
しかし、翌日お昼を回ってから電話しても弟は出ません。
とりあえず気づいたら電話するように連絡を入れると。
え?なになに。なんなの? 色っぽいんですけど、ずるいんですけど。
その人まだ寝てるから電話できないって何?なんなのこの急展開。沖縄恋愛編?
腕まくら的な?片腕奪われてるし、話してたら起きちゃう的な?そういうやつ?
朝起きたら腕死んでるやつ?「手、、、痺れた。うわ!おいやめろ!触るなって〜もう〜本当に痺れてるんだからな〜」的なやつ?ねえ。どうなのねえ。そういうやつなの?少女漫画なの?ラブコメなの?樫野零と麻生キラなの?(←「MARS」/惣領冬実 [講談社・別冊フレンド]。読んでください)
弟は昨日バーで知り合った人の家にいるようだ。(意味深)
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月23日
詳細を待つ。#弟のほぼ文無し旅 #沖縄
って一瞬でいろいろ考えたんですが、普通に男の人でした。
取り乱したことを、少しだけ恥ずかしく思いました。
BARの店長、お客さんで元バックパッカーの方が、非常によくしてくださったみたいで、最終その人に宿まで厄介になってしまったということです。
それにしても、60歳のおじさんにホテルに連れ込まれそうになったその日の夜に、BARで知り合った人の家に泊まりに行くとは、こいつ本当ぶっ飛んでやがります。
僕からすれば、刺身ランチでお腹壊した日の夜に寿司食いに行くみたいな感じです。
男の人でした。笑
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月23日
にしても漢気のある優しい人達に会えたみたいでよかったなあ。
「身一つで赤の他人に気に入ってもらえた」という成功体験もすんばらしい。
今は「何故気に入ってもらえたか」を一緒に分析中。#弟のほぼ文無し旅 #沖縄 pic.twitter.com/VFX79vONpN
店長には「うちで働くのは無理だけど応援したい」と、
食べ物をもらったり、
お酒をご馳走になったり、
どうやったら仕事見つかるか一緒に悩んでくれたり、
知り合いに働き口がないか聞いてくださったり、
困ったらいつでもおいでと言ってもらったりと、至れり尽くせりでだったようです。
僕は、弟が「お礼に太ももでもどうぞ」とか言ってないか非常に心配です。
▲BAR blueの店長「つかさ」さんとその彼女の「しのぶ」さんにだいぶ良くしてもらったようです。食べ物もたくさんもらいました。(許可は頂いています。みなさん沖縄にお立ち寄りの際は是非。)
昨日入ったバーのマスターがすごくいい人だったようで、
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月23日
「困ったらいつでもおいで」と言ってくれたそうだ。
食べ物もたくさんもらったようだ。
どうやったら働けるかたくさん相談に乗ってもらったようだ。
「どうにか成功して欲しい」と言ってもらったようだ。#弟のほぼ文無し旅 #沖縄
この件を経て、周りの反応が少しずつ変わってきていることに弟は気づき始めました。
ので、それを実感したタイミングで、なぜ周りの反応が変わってきているかをじっくり一緒に解析することにしました。
「なぜ、気に入ってもらえたか」弟、大成長。
その日、弟と一緒にLINEで、なぜ気に入ってもらえたか、を考えました。
店長さんには人柄がいいと褒めていただきました。太ももじゃなくて本当によかった。じゃあどんな人柄だろうと深掘りを。
※ヨッチ=弟です。
礼儀の正しさはかなり武器になったようです。
確かに若い人は生きている年数が短い分、必然的に礼儀知らない人が多いですから、礼義が正しいだけで目立ちますよね。
たくさん考えてみます。
弟は無意識下では思考ができるのですが、意図的に思考ができません。
なので無意識下でどんな思考が働いているかを伝えます。
自分にできること、できているけど気づいてないことを分解して伝えます。
そして最後に出てきたのがこの振り返り。
僕は感動しました。この感動レベルを寿司ネタで例えるとウニくらいです。ちなみにウニは回転寿司チェーンの中で最も高原価率です。なんとなくわかってください。すげー感動したってことです。
弟の振り返りが相変わらず日記スタイル。笑
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月23日
だが、内容は格段に成長!
「信頼してもらう」ことが必要で、そのために「すべて正直に話す」という行動計画が練られている。
思考能力ついてる!すごすぎ!#弟のほぼ文無し旅 #沖縄 pic.twitter.com/jpPxjdc2i2
この行動計画が正しいかどうかよりも、ここまで思考してたどり着いたこと、この思考回路が生まれたことに大きな価値がある。
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月23日
すごいぞ弟!#弟のほぼ文無し旅 #沖縄
ものすごい成長っぷりです。
事実からその原因に迫り、行動計画まで立てています。
人ってここまで一気に成長できるものなんですね。
▼前日までの振り返りは完全に日記です。その日をただただ綴ります。
弟の1日の反省が日記スタイルでちょっと可愛い件について。笑#弟のほぼ文無し旅 #沖縄 pic.twitter.com/Uo4SAdWc4e
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月22日
ちょっと可愛いけど、振り返りとしては意味をなしていませんでした。
「ちゃんと探せばどこかにあるはず・・・(中略)・・・がんばる」って、ジャンプか。
僕はジャンプ大好きですし、前向きな気持ちは素晴らしいですが、今大切なのは「友情・努力・勝利」じゃなくて「計画・行動・反省」です。「海賊王」も「世界一の剣豪」もPDSサイクル回すことでグッと近づきますから。グランドライン超えますから
この振り返りに比べれば、たった一晩で大した成長です。
成長したポイントはすかさず褒めます。ここまでが大事です。
すかさず褒めーる。
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月23日
褒めるときのポイントは
・ちょっと大げさぐらいに褒める
・何がどう良かったかきちんと説明する#弟のほぼ文無し旅 #沖縄 pic.twitter.com/doFmGHZM6p
大きな成長が見える1日でした。
やっぱり気持ちがいいですね。人の成長する瞬間に立ち会うのは。
「BARは超簡単」という大きな誤解は、計らずとも良い結果を招きました。
見ず知らずのおじさんにホテルに連れ込まれそうになるというリスクを除けば、たまには天然も良いものです。
次の記事は肩の力を抜いた緩い記事です。天然ボケに特効薬はありません。
tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com
さあさあ、次も期待していてください。
では、ごきげんよう。
弟のほぼ文無し旅 [沖縄]
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いわば弟の成長記録です。いつ終わるか全然わかりません。
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弟のほぼ文無し旅 9日目[沖縄] 〜③おじさんが"今夜はタダでは帰さない状態”になった話。〜
ほんのちょーーーーっとだけスキンシップが多めのおじさんに、
太ももを触られながら映画「沖縄を変えた男」を見た弟。
映画がおもしろかったらしく、それはよかったのですが、
そもそもなぜ自分はおじさんに太ももを撫でられながら、映画を見ているんだろう。
という疑問がわかない弟の感覚には不安を覚えます。
第3編は映画が終わった、そのあとのことです。
18時を回って日が落ちてきました。ここからはオトナの時間。。。。
弟の天然がまた炸裂するのですが、
天然な人ってこういう感じで身の危険にさらされること多そう。。。
世の天然ボケ民のみなさんは要チェックです。
▼前回記事はこちらから
tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com
9日目のクライマックスです。
どうぞ。
弟「ホテル行こうってどういう意味?」
弟は銭湯でたまたま知り合った"ちょっと変わったおじさん"に、
太ももを撫でる権利をおじさんに与える対価として、
お昼ご飯をおごってもらい、
映画を奢ってもらいました。
働かざるもの食うべからず。
弟は太ももを触られるという仕事を手に入れたわけです。
(良い子は真似しないでください。)
まあまあまあ上記は冗談として、「嫌な思いをしている」というのはもちろん伝わってきましたが、最低限の警戒さえしていれば問題ないことが電話でも伝わってきたので、好きにさせてみました。
可能な限り弟が自分の意思で、自分で考えて選ばせるというのがこの旅のルールであり、最も大切なポイントです。
体格も別に小さくないですし、なにせこういう性格なやつですから、
特に心配はしてませんでした。
むしろおじさんが心配でした。ぶん殴っちゃダメです。
映画が見終わったという連絡も来たので、一応様子を確認しとくか。と、電話をかけたんですが、それがものすごいファインプレーでした。
ここで電話をかけなかったらどうなっていたことか。。。
僕「おす。映画よかった?」
弟「うん、すごいよかったよ!感動した。太もも触れらたけど。」
僕「うん、貴重な体験だね。その後どうなった?」
弟「うん、今おじさんトイレいってるんだけど、さっきホテル行かないか?って言われて」
僕「へー、そっか。ホテルね、うん。。。。。。エ??」
弟「なんか休ませてくれるって。これってどういう意味かな?やばい?」
僕「うん、やばい。どれくらいやばいかというと全身に蜂蜜塗って、森で一晩寝るくらいやばい。」
弟「まじか。虫めっちゃくるじゃん。やばいね。」
僕「そうだろう。それくらいやばいんだ。肉のドレス着てサバンナにお出かけするくらいやばい。つまり、ほぼ間違いなく、喰われる。」
弟「まじか。とりあえず逃げるわ。」(ダッシュ)
なんとか弟はことなきを得ました。
それにしても、弟の危機察知能力がここまで低いとは思いませんでした。
先輩男子に騙される新入生女子みたいな状況になってました。
「うちで一緒にレポートしようよ。大丈夫、何もしないから。」状態です。
この件を経て、僕はいわゆる「天然」な人を、もっと人類みんなで守っていかなければいけないんじゃないかと思いました。
"サトラレ"と同じくらい丁重に守るべきです。政府は可及的速やかに"天然ボケ保護法案"を制定すべきです。
世の天然女子(男子も)の皆さんは本当に気をつけてくださいね。気がついたら危ない状況に陥っているということがこれからあるかもしれません。
特に年頃の男が喋っているのは日本語によく似たオオカミ語ですから。
ニュアンスや状況も含めて受け取って、ちゃんと毎回翻訳しましょう。
何もしないからうちにおいでよ。 → ハッハッハー!食べちゃうぞー!がおー!
おしゃれな飲み屋さん見つけたから行こうよ。 → 口説かせろー!フハハー!
スタイルいいですよね。 → ボンッキュッボーン!ヒュー!
AKBにいそうだね。 → どう褒めたらいいかわからなーい!助けてー!
スカーレットヨハンソンに似てるね。 → 顔思い出せないけどなー!ハッハー!
こんな感じです。もう少し細かいレクチャーをして欲しい方は僕に言ってください。
二人きりでゆっくり教えます。あ、もちろん何もしないですよ。
かくして弟は、おじさんとお別れし、またまた一人働き口を探す旅に戻りました。
いやあ、それにしても突然おじさんが「今夜はタダでは帰さない状態」になるとは思っていませんでしたから。少し焦りました。
満月だったんでしょうか。
一緒に映画を見ていて、
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月22日
「君いい脚してるね」
「このあと空いてるの?」
「ホテル行く?」
と言われたらしいです。
怖くなってお礼を言って逃げたそうです。笑
取り急ぎご報告までに。#弟のほぼ文無し旅 #沖縄 pic.twitter.com/DI5IhhW8IV
もちろんベースはいい人なんでしょうが、合意なしのボディタッチと、ホテルへの誘いは頂けません。
今後、連絡が来ても会うのは控えるように言っておきました。
覚えることが少ない簡単な仕事を狙う!
その夜からはターゲットを絞って店を回ってみると弟。
超短期で働こうと思った時に、覚えるまでに時間がかかる難しい仕事は、即戦力になれないのでなかなかオーケーしてもらえないんじゃないか!と考えたそうです。
いいですね。思考があります。
そこで弟が選んだ業態はBAR。
・・・いや、本当BAR関係の方すみません。。。。帰ってきた暁にはきちんとジャーマンスープレックスきめておきますのでお許しください。
僕も学生の時にBARで数年働いていたのでわかりますが、
簡単な仕事じゃありません。
めっちゃむずいです。
覚えることごまんとあります。
ただ、悲しいかな。弟は全然ものを知らないのです。
弟にBARに絞って狙う理由を聞いてみると、
「だってお酒を注ぐだけだから覚えやすいかなって」
料理をすることが少ない分、すぐにできると思ったらしいです。
無数のお酒の種類やその組み合わせを覚えることや、幅広い年代の人と話すトークの技術を磨くこと、は弟の中ではBARスタッフの仕事ではないようです。
そんな大いなる勘違いを抱きつつ、BARを探して夜の街へ。
ここでものすごくいい出会いが生まれます!!!
が、それは日付が変わってからなので10日目の記事でにしましょう。
これがまたいい話なんですよ〜!
男のロマンがあるというか。アツい人情の話です。
▼こちらからどうぞ。
tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com
是非是非見てくださいな。ではまた。
弟のほぼ文無し旅 [沖縄]
ーーーーーーーーーーーーーー
この旅では、弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
僕は毎日弟と連絡を取っており、
記録したその内容をここで愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いわば弟の成長記録です。いつ終わるか全然わかりません。
リアルタイムの実況中継はTwitterの僕のアカウントにて行っております。
#弟のほぼ文無し旅 #沖縄 でまとめて読むか、
もしくは、僕のTwitterアカウントをフォローしてください。
▼こちらは僕の職場ですー。僕は京都で教育事業を手掛けております。
ーーー
放課後教室「studioあお」
〒602-8374
京都市上京区一条通御前西入ル3丁目西町72
Facebook:https://www.facebook.com/studio.ao.kyoto/
お問い合わせ:http://studio-ao.school
Mail:kawamura_tetsuya@studio-ao.school
弟のほぼ文無し旅 9日目[沖縄] 〜②”太もも”の安売り。〜
ほぼ文無しの旅中にたまたま行った銭湯で、これまたたまたま出会った"ちょっと変わったおじさん"に痴漢された弟。おじさんは弟の脚がお気に入りのよう。
風呂上がりに昼ごはんをおごってもらうだけかと思いきや、
一緒に車に乗ってゴリの舞台挨拶を見に行くことに(なんで?)。
さあさあ、弟は痴漢攻撃から逃れられるのでしょうか。
▼前回記事はこちらから
tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com
それでは9日目第二編です。
弟と、"おじさん"について。
具体的に想像してもらうために、先に言っておきます。
今回の登場人物は弟(20歳)、太ももおじさん(推定60歳)です。
弟は割と男前な方に分類される顔をしています。
芸能人で例えるなら、城田優と狩野英孝を足して2で割って、仕上げに少しターメリックをかけたような感じです。
一方”ちょっと変わったおじさん”は桂三枝です。
三枝師匠の顔をまんま想像しておいてください。(写真のアップは控えます。)
イメージできましたか?BLは想像力が大事ですからね。 (ボーイいませんが。)
では、本題に入ります。
太もも、安売り大特価。無料で触り放題。
たまたま銭湯で出会ったボディタッチがイエローカード級の"ちょっと変わったおじさん"と、ゴリの舞台挨拶を見に行く道中の弟。車中で二人きりです。(僕も書いてて意味わからんなあと思います。)
車中でおじさんのお仕事の話になったようですが、
おっしゃる通り。怪しすぎです。
やっと弟にもまともな感覚が身についてきたようです。
ただ、その怪しいおじさんと車中で二人きりな度胸はまともじゃないけど。
まあまあ、それは別にいいとしても太ももを安売りしすぎ感は否めない。
やっぱまともではないですね。
弟から「これ見るらしい」と送られてきた画像。
熱い。アツすぎる。
しまんちゅ魂インストールする気満々じゃないですか。
おじさんはかなりスキンシップが多め、かつ郷土愛が強めです。
弟の方はなぜかわかりませんが、受け入れ態勢です。
なぜ断るという選択肢がないのでしょう。
風に身をまかせる生き方もありとは思いますが、
今自分がハリケーンカトリーナ級の風速の中にいる。ということをもう少し自覚して欲しいものです。
恐らく天然がゆえに危機察知能力が低いのです。今までどうやって生きてきたのでしょうか。
僕だったらファーストタッチ時点でコブラツイスト決めてます。シャイニングウィザードでフィニッシュしてます。
これも社会が交換で成り立っていると気づいた故なんでしょうか。
お昼おごってもらったお返しに”太もも”を。的な。
もしそうならもっと違う方法を考えたほうがいいんじゃないか、弟よ。
正直僕は大分困惑していました 。が、僕ができるのは待つことだけです。
なんかよくわからんけど、太もも触られながらゴリの舞台挨拶を見て、「沖縄を変えた男」を見ているようです。#弟のほぼ文無し旅 #沖縄 pic.twitter.com/M0EIp8tsXO
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月22日
映画終了後、とりあえず連絡が来たことにホッとしました。
しかもめちゃくちゃ映画に満足している様子でした。
そりゃあよかった。でもお兄ちゃんとしては、そもそもなぜ自分はおじさんに太ももを撫でられながら、映画を見ているんだろう。ってちょっとでも疑問に思ってほしかったな。次、頑張ろうね。
本当、得な性格です。
この後、9日目は終焉に向かいます。
弟の天然具合がまた炸裂します。
是非是非。
tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com
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弟のほぼ文無し旅 [沖縄]
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この旅では、弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
僕は毎日弟と連絡を取っており、
記録したその内容をここで愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いわば弟の成長記録です。いつ終わるか全然わかりません。
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弟のほぼ文無し旅 9日目[沖縄] 〜①「キミ、いい脚してるねぇ。」〜
7日目までは成長も成果もなく、ただ漫然と職探しをしていた弟。
「やる気を見せるために、頑張る」状態でした。
が、一喝入れたことと、友人の優しさに触れたことで、翌日8日目には覚醒。
思考が出来るようになり、社会の法則も少し理解しました。
そんな弟は9日目から多くの人に出会うようになります。弟が変わったことで周りの反応にも変化が出てきたのです。
今日はその中でも最も強烈な出会いかもしれない方です。
初っ端に最も強烈ってバラエティとしては最悪ですが、事実なので止むを得ず。
ではでは、9日目です。
ちなむと9日目は 3部構成です。お楽しみに。
弟は「いい脚」をしているらしい。
弟はこの日、銭湯に行きました。
仕事も決まらず、文無しなわけですから、弟は何日も何日もお風呂に入っていませんでした。
本来のルールであればそれも自業自得なのですが、8日目に起こった覚醒を讃え、
少しだけお金を送りました。
それだけ価値のある気づきをしたことを伝えたかったのです。
ということで水代に加え少しだけ多めにお金を送り、お風呂に行けるようにしました。
そこで大きな出来事が起こります。
”ちょっと変わったおじさん”との、出会いです。
お金を送って少ししてから弟から連絡が入りました。
何が大丈夫なんでしょう。
痴漢ぽいことされて、太ももを触れた人に「大丈夫!」と言われて誰が安心するのでしょうか。
もちろん心配です。
だがしかし、その方を悪者と決めつけるのは早計です。
ご飯をおごってもらってくれてるわけですし、
ただのちょっとスキンシップが多めで”脚好きなおじさん”なだけかもしれません。
ただ、一応の警戒といいますか、
現在了承のない形でのボディタッチが多いことは事実のようなので、警戒を促します。
いや、「わら」じゃないです。
もう言ってることが完全にギャングです。
正当防衛通り越して、好戦的な体勢です。
勢い余ってお金とかも奪いそうなのでストップをかけました。
後ほど電話で二人の馴れ初めについて聞いてみると、
弟「銭湯に行ってゆっくり浸かっていたら、全然知らないおじさんに声かけられて。」
僕「ほうほう。まあそれ自体は別に普通よね。何て言われたの?」
弟「”キミ、いい脚してるねえ”って。」
僕「ごめん、全然普通じゃないわ。それアスリートにしか言っちゃダメなやつだ。」
弟「うん、でも普通に話してたんだけど、なんかついてくるし脚触ろうとしてきてさ。」
僕「う、うん。。。」
弟「なんか怖いから風呂上がったんだけど、気づいたら隣にいて急に脚とか触ってきた。」
僕「いや、手口鮮やかすぎだろ。プロ痴漢かよ」
なかなかの鮮やかさです。ルパン級です。
弟はハートこそ盗まれませんでしたが、太ももを奪われました。
最大の敗因は弟が「キミ、いい脚してるねえ」という
第一声の奇怪さに気づかなかったことです。
もともとがっつり運動していましたから、そういう言葉に慣れていたのでしょう。
もしくは沖縄弁で「こんにちは」的な意味だと思ってしまったのでしょうか。天然がこんなところで仇になりました。
もっと早く気付いて回避すべきでした。特に"キミ"という呼び方と"いい脚してるねえ"の組み合わせは危険信号です。"オマエ、いい脚してるじゃねえか!!"とは全く意味が違います。阿藤快と加藤あいくらい違います。海猿のヒロインが阿藤快だったら変でしょう?それくらいの違和感を感じてください。
でも、飯はおごってもらう弟。
こんな怖いをさせられながらも弟はおじさんにご飯をおごってもらいました。
なぜなら腹が減っていたからです。
ちょっと怖いしどーしよ。でも飯食わしてくれるらしいし。。よし行こ。
という脳内会議約1秒。空腹との試合は一回のオモテでコールド終幕しました。
加えて、こういうヤンキー的性質の持ち主です。
何度も言いますが「わら」じゃないです。
もう触られる以上のこともないだろうし、飯くらい大丈夫かと思ったんでしょう。
まあまあまあ、昼飯食べるだけだったら別に大丈夫か。
こういうのもいい勉強になるかもだしな。。何て思ってましたが、甘い考えでした。
次に来たLINEがこちら。
一緒にガレッジセールゴリの舞台挨拶を見に行くことになったらしく、車で二人きりとのことでした。
弟を甘く見てました。再三ですが、「笑」じゃないです。
なぜ車に乗ったのか。何故いきなりガレッジセールゴリなのか。もう疑問はいっぱいです。スタートから疑問、ツッコミだらけなので、もう何も言わずに飲み込むことが多くなってきましたが、飲み込んで消化して排泄してもトイレが詰まるレベルになってきました。
だがしかしこれは弟の旅。僕ができるのは見守るだけです。
続編でも、引き続き弟の太ももが狙われます@車中&映画館。。。。
きちんと断れるんでしょうか。。。さあ、どうなるのでしょうか。
▼続きはこちらから
tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com
お楽しみに。
弟のほぼ文無し旅 [沖縄]
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この旅では、弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
僕は毎日弟と連絡を取っており、
記録したその内容をここで愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いわば弟の成長記録です。いつ終わるか全然わかりません。
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