6人兄弟、15人家族。

社会人2年目、京都市民のブログ。思いついたことや、やってることをダラダラと書きます。「嵐」より兄弟が多く、「モー娘」よりも家族が多いです。ちなみに次男で上から4番目です。

弟のほぼ文無し旅 7,8日目[沖縄] 〜弟、”思考”開始。〜

弟のほぼ文無し旅はまだ続きます。

本日は7,8日目のレポートです。
この旅では、弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。

僕は毎日弟と連絡を取っており、
記録したその内容をここでブログにしてアップしています。
いわば弟の成長記録です。

そんな身内ワイワイなブログですが、
ありがたいことにいろんな人が読んでくれているようです。
後輩のお母さんも見てくれてるそうな。
先日、弟の「甘え」をカレーのシミに例えたところ、
後輩伝いで「カレーのシミはシミ抜きしてから日光に当てるといいよ」
とアドバイスが来ました。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160502223944p:plain

みなさんご存知の通り実際にカレーのシミなわけではないので、
「この人も俺の弟と同じでちょっとアレなのかな?」、
「いや、もしくはものすごい含蓄のあるアドバイスなのかな?」と、
弟の時と同様に悩みかけましたが、
もうこの悩み意味ねーわどうせ天然だろと思ってやめました。
天然に振り回されるのはもうこりごりです。
本当にカレーのシミがついてしまった時にぜひ使おうと思います。

また前置きが長くなってしまいました。
では、7,8日目です。どうぞ。

 

 

頑張っているのを見せるために、頑張る。

 

7日目、単刀直入に言うと僕がキレました。
いや、キレたというか怒ったというか喝を入れたというかですね。
とにかく甘ったれ根性が抜けない弟に厳しく言って聞かせました。
4日目のブログで「怒らない」ことが教育には大切だということを話しましたが、
やっぱ人間怒るときあるよね。
うん、だって人間だもんね。

 だってね、毎日毎日ただ漫然と店を回り続け、
なぜダメだったか、どうしたらいいかの思考も相変わらずなし。
1日に回る軒数も10軒やそこら。
いやいや、弟よ。お前はなにしに沖縄に行ったんだ?
俺から金をちょびちょびもらって生きるためか?
っていうか髭剃り唐突だな。飯と風呂と優先順位が同程度ってなんでだよ。
という疑問は飲み込みました。

あまりにも弟に変化がないので、きつめに言って聞かせる必要があると判断し、一喝入れました。
が、それもあまり響いた様子はない。
今までかけてきた言葉も覚えていないようだ。
なんで働かせてもらえないんだっけ?
どうやったら働かせてもらえる?
まず最初に話聞いてもらうためにどうしようか?
相手はなに求めてると思う?
etc... 

現状ではなにも考えずに、「店回ってやる気見せなくちゃ。」状態です。
「頑張りを見せるために、頑張る。」というやつですね。無意味です。

「こんな状態ならやってる意味がない。何ヶ月もいたいならこれを続けたらいいけど。俺は最低限生命維持に必要なカネしか出さないよ。」とその日はキツく言いました。

 

この日は僕としても手応えのなさを感じた日でした。。。。が、

 

 

 

弟、思考開始。

 

8日目。喝を入れてから一晩が明け、弟からLINEが来ました。 

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160505151714j:image

ようやく「思考」が始まりました。
事実に対して「なぜ」という原因の分析する姿勢が出てきました。
「逆の立場だったら」という他者視点も出てきました。

よかった。昨日の喝入れにも少しは意味があったようです。
分析の精度自体はまだ重要ではありません。
その視点が生まれたことが重要なのです。

たまには厳しくいうことも必要なんだなあと、自分を戒めつつ、
弟のささやかな、でもとても価値のある成長を嬉しく思いました。

 f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160505150117j:image

そしてすかさず褒めーる。
褒めるは案外皆さん忘れがちですが、受取り手にとっては大きな違いです。
心地よい体験としてあげることで、もう一度同じことをしてみようと思えるのです。
思考したこと、大切なことに気づいたことを褒め、次のステップを提示します。

 

 

「してもらう」の特殊性に気づく。

 

そしてこの日はたまたま沖縄に移住していた友人から連絡が来たそうです。
泊めてあげるのは難しいけど、応援の意味を込めてと、食べ物をわけてくれたそう。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160505151700j:image

そんな髭気になる?
という疑問はもう一度飲み込みました。 

↓そしてなぜこの撮り方にしたんでしょうか。弟はいつも僕に謎をくれます。 

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160505154219j:image 

しかも、夜は飲みに連れて行ってくれたと喜ぶ弟。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160505150254j:plain

↑ケミカルウォッシュのジャケットを着こなすオシャレ上級者のシュウくんです。
僕には着こなせません。高校からの付き合いだそう。

 

前日に喝を入れられ凹んでいたのもあり、
かなり優しさが沁みた様子。 
「ちゃんと稼いでお礼したい」と言っていました。

大事です。
恩をきちんと感じることができる。
それを返そうという意志を持てる。
僕がこの旅で学んで欲しいと思っていた「社会との関わり方」の中で
とても重要となる感覚だと思います。
誰かに何かしてもらったと認識する力。誰かから受け取っていると実感する力。
そしてそれを誰かに渡したいと思う感覚。

子供のうちは「してもらう」ことが当然という感覚になりがちですからね。
社会の大原則が「交換」であり、「してもらう」はかなり特殊なコミュニケーションであることに気付ける良い機会でした。
大きな成長です。一気に「オトナ」に近づきました。

 

やっとこの旅の中で前進がありました。
読者の皆さんをやきもきさせてしまったがしれませんが、
本人なりに頑張ってはいるみたいですし、成功の見込みも一応ありそうです。
ご声援よろしくお願いいたします。

 

ここから先、社会の原則に少し気づけたことと、
思考がちょっとだけできるようになった弟の旅は大きく変わります。
いろんな人と出会い、そのご恩の中で成長します。
お楽しみにです。

  

 

余談 

子どもの日、ですね。

祝日法2条によれば、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨である。1948年に制定。
Wikipediaより引用

だそうです。子どもの人格を重んじるって難しいですよね。
やっぱり長く生きている分、自分の方が正しいと思ってしまう。
だから自然と子どもの発想すらも、
正解、不正解と単一の視点でを評価してしまう。
恐ろしいことです。個性が撲殺されます。
加害者は大人ですから情状酌量の余地もなしで、終身刑です。
善悪の区別はもちろん付けさせなきゃいけませんが、
オトナの発想の枠に収めてしまうのは良くないですね。
僕はできるだけ生徒のアウトプットに対して「いいね!」という言葉は使いません。
よく考えたね!という意味での「いいね」はいいますが、
考えた内容に関して、良いか悪いかの判断は極力下さないません。
なぜなら”僕の価値観で良いかどうか”はあまり重要でないからです。
「面白い!」とか「ほー!!」とか「そう来たか!」とか驚きを伝えつつも、
肯定的な反応をするようにしています。
この方の影響です。

この小学校先生がすごい! 子どもたちのやる気を引き出す数々の仕掛けとは | HRナビ by リクルート

たくさん真似させてもらってます、沼田先生。
(学芸大卒って面白い人が多い印象です。
もう一度大学に行くなら海外の大学か、学芸大が良いなあ。)

ということで、身近に子どもがいる方は、
今日だけでも子どもの自由な発想を肯定してみてください。
鯉のぼらせるよりもよっぽど大事と思います。

 

ーーーーーーー
このブログでは、弟が旅の中で成長していく様を、
愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いつ終わるか全然わかりません。

リアルタイムの実況中継はTwitterの僕のアカウントにて行っております。
#弟のほぼ文無し旅  #沖縄 でまとめて読むか、
もしくは、僕のTwitterアカウントをフォローしてください。 

  

---放課後教室「studioあお」

イス職人体験も一緒にやってくれたピチピチ女子大生の発案で、
5/19(木)より「YouTuber体験‼︎〜君も今日からヒカキン!?〜」やることになりましたー!f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160501182644j:plain

協力してくれる方募集中です!
立命館大学の映像学部とか、他大の映像サークルの人とかね!!あとは立命館大学の映像学部とかね!
紹介して欲しいものがある人とかでもいいですね〜。
親御さんの許可を取れれば公開。
もしダメでも保護者様コミュニティに限定公開いたします。

ご連絡ください〜。

 

他にも5月はこんなことやる予定ですー。
■「はじめてのTシャツデザイン」〜コンペで賞金を狙おう〜
■「公園リノベーション」〜新しい公園を京都市長にプレゼンしよう〜
■「今日からパティシエ」〜家族にお菓子をプレゼントしよう〜
■「ロックンロール教室」〜自分で作曲してみよう〜
※イス職人体験のような1日のイベントではなく、毎日少しずつプログラムを進めていきます。

是非ともみなさんいらしてー。
体験授業は1回まで無料です。

 

コンセプトは「個性をそだて、社会にふれる。」そんな教室です。
※生徒に文無し旅をさせたりはしませんのでご安心を。
これは弟限定のプログラムです。

放課後教室「studioあお」
602-8374
京都市上京区一条通御前西入ル3丁目西町72

お問い合わせ:http://studio-ao.school
Mailkawamura_tetsuya@studio-ao.school 

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160424004428p:plain

 

▼YouTuber体験のお申し込みフォームはこちら

goo.gl

 

面談・ご相談のお申し込みフォームはこちら

goo.gl

 

弟のほぼ文無し旅 6日目[沖縄] 〜天才か。いや、天然だ。〜

 ブログの名前を変えました。

「日々、妄想。」は、新たな事業や、プロジェクトのアイディアの種を生み出し、記録し、発信するために、毎日「妄想」を書こうと思って始めたものでした。
が、更新してるのはほぼ弟の話のみ。ある時、

あれ?これ、妄想じゃなくね?

と気づき、変更を決定。
そして、今の僕の人格形成に最も強い影響を与えた
兄弟、家族に関するタイトルにしようと思いました。

僕には5人の兄弟がおりまして、僕を合わせて6人兄弟。嵐よりも人数が多いです。
上から兄、姉、姉、僕、弟、弟。
そして僕より上の兄弟はみんな既婚。
義兄、義姉、甥っ子姪っ子も合わせたら15人となる大所帯です。
今の「モー娘」よりも人数が多いです。

基本的に家族が多いのは楽しいことです。
が、これであと「妹」がいればコンプリートだったのに。
というよくわからない悔しさを24年間抱いて生きています。

ちゅーことで名前変わったんですが、どうぞよろしくです!

弟のほぼ文無し旅はまだまだ続いております。
本日は6日目。
この旅では、弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
早く弟の金で飲みたいものです。

ではでは、どうぞ。

 

 

こびりつく「甘え」

4日目には自分の甘さに気づき、涙を流した弟。
その甘えから脱却する為に日々奮闘中ですが、
一度染み付いた甘え癖っていうのはなかなか抜けたいものですね。

自分ではなんとかしたいと思うのだが、
ふと気が抜けた時に思考が止まっていたり、何も考えずに他人を頼ってしまったり、
前提に「誰かがなんとかしてくれる。」という考えがあり、
それが抜けていないことに悩んでいるようでした。

思考がすぐストップするのもそのせいです。
すぐ「おれが、、、もうちょっと、、、頑張れば、、、」とか、
「うーーん、もうちょっと一生懸命やればよかった。。。」とかとか、
ゴールから逆算してプロセスを引くのではなく、曖昧な精神論から入るのは、
誰かが見てくれていて、最後にはケツを拭いてくれると思っているからです。

弟の甘え癖はカレーのシミのように抜けません。
落とすためには結構ゴシゴシしなきゃいけない。
ので、弟は今めっちゃゴシゴシされてます。
どれくらいゴシゴシされているかというと、
財布取り上げられて沖縄送り込まれて、毎日野宿するくらい。のゴシゴシ感です。

しかも弟の場合は全身の所々にカレーのシミがあります。一箇所じゃないです。
え。そこも?とか。あ、そんなとこにも?みたいな。
誰かが白い服を着ている弟を囲んで、
360度全方位から勢いよくカレーうどんをすすったとしか考えられません。
グループによる犯行でしょう。
捜索してみると現場からは父と母、
そして僕を含めた5人の兄弟の指紋が発見されました。

我が家は「いい加減にしなさいよ」とか「しょうがないなあ、お前」とか言いながらも
なんでもやってあげてしまう人が多いのです。

特に弟は今でこそマイルドヤンキーですが、
昔はとーっても可愛らしい顔をしていたので(しかも運動もできた)、
みんな甘やかし放題だったのです。
どれくらい甘やかされていたかというと、
中学生の僕が羨ましすぎてグレるくらい甘やかされてました。

外でも人気者だったようです。
バレンタインには毎年僕よりチョコ持って帰ってきてました。
「なんかくれた。」だとぅ。強めにデコピンしちゃうぞぉ。
って思いながら、自分がもらった明らかに義理なチョコを食べてました。
僕の周りには義理堅い女性が多かったのです。

もっと世の中は厳しいぞ弟よ。
(バレンタインなんてまやかしだぞ。チョコ会社の戦略だぞ。)
沖縄で揉まれながら、社会のリアルをそこで少しでも感じておくんなまし。

 

天才天然?

 僕は時々、弟がわからなくなります。

弟は、今まで勉強してこなかったことと、世の中を知らなすぎることから、
かなりアホな印象がありますが、
基本的に演算能力は高く、割とハイスペックな脳みそを持っています。

お金の計算や図鑑の暗記とか、あとはオセロとか、
ある特定のものに関しては高い能力を発揮し、大人顔負けでした。

小学校上がりたての頃でしょうか、当時大学生の長男もオセロで負けてました。
鳥を見ると、「うわ!▲¥@?#だ‼︎‼︎‼︎ 珍しいね!」とか言い出します。
図鑑が頭に入っているのです。
僕は「ん?ああ、うん、そうだね。珍しいあれだね。うんうん。」と返事します。
鳥はタレか塩かしかわからないのです。

そんな感じで弟は頭は悪くないはずなのです。
というかむしろ天才とかそういう系なんじゃないか、
割と天才の人ってある特定のことはすごいけど、他は全然。
みたいなことあるじゃないですか。

 だから弟が、わけのわからない言動をした時に、
これにはもっと深い意味があるんじゃないか。
僕には見えていない何かがあるんではないか。と、考え込んでしまいます。

この日、まともな食事にありつけなくなってから4日目。精神的にも身体的にもかなりハードな状況のはずです。前日はかなり落ち込んでいました。
そんな弟から、カタツムリの写真が送られてきました。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160501173532j:plain

パニックです。
脳天気なのか、ものすごい意味があるのか。
僕には全く判断がつきませんでした。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160501174511j:plain

しかも二枚きました。
どうしよう。。。
画像だから大きさも伝わらないし、必ず画像送ってとは伝えてあるし、、、、
もしも弟が天才だった場合、僕が返答をミスることで、
「こいつバカだな。この写真のメッセージも読み取れないのか。。。」と、
兄の威厳が一気に失われる可能性があります。

考え抜いた末、なんとか返事をひねり出しました。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160501175054j:plain

いや、わかってます。
意味わからない会話なのはわかってます。 
でもこれが僕の精一杯でした。
そして弟の返答も同じトーンなので間違いではなかったようです。

後ほど電話で、恐る恐る聞いてみると、
「送る写真がなくて、撮った。」とのことでした。
なんかノリが「ムシャクシャして、やった。」とか言ってる、
若者犯罪者みたいでしたが、とりあえず一件落着。
弟は天才じゃなくて、天然でした。

 

変な緊張感のある6日目でしたが、
結果的にこの日も働き口ゼロ。

その後は派遣登録をしていいかと、相談がきましたが、
「楽すぎて面白くなさそうだからダメ。」と一蹴。

弟の思考の余地が少なくなるものはすべからくNGです。

6日目レポートは以上です。

7日目、僕がキレます。そこからやっと転換期です。
お楽しみに。ではまた。

 

ーーーーーーー
このブログでは、弟が旅の中で成長していく様を、
愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いつ終わるか全然わかりません。

リアルタイムの実況中継はTwitterの僕のアカウントにて行っております。
#弟のほぼ文無し旅  #沖縄 でまとめて読むか、
もしくは、僕のTwitterアカウントをフォローしてください。 

  

---放課後教室「studioあお」

イス職人体験も一緒にやってくれたピチピチ女子大生の発案で、
5/19(木)より「YouTuber体験‼︎〜君も今日からヒカキン!?〜」やることになりましたー!f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160501182644j:plain

協力してくれる方募集中です!
立命館大学の映像学部とか、他大の映像サークルの人とかね!!あとは立命館大学の映像学部とかね!
紹介して欲しいものがある人とかでもいいですね〜。
親御さんの許可を取れれば公開。
もしダメでも保護者様コミュニティに限定公開いたします。

ご連絡ください〜。

 

他にも5月はこんなことやる予定ですー。
■「はじめてのTシャツデザイン」〜コンペで賞金を狙おう〜
■「公園リノベーション」〜新しい公園を京都市長にプレゼンしよう〜
■「今日からパティシエ」〜家族にお菓子をプレゼントしよう〜
■「ロックンロール教室」〜自分で作曲してみよう〜
※イス職人体験のような1日のイベントではなく、毎日少しずつプログラムを進めていきます。

是非ともみなさんいらしてー。
体験授業は1回まで無料です。

 

コンセプトは「個性をそだて、社会にふれる。」そんな教室です。
※生徒に文無し旅をさせたりはしませんのでご安心を。
これは弟限定のプログラムです。

放課後教室「studioあお」
602-8374
京都市上京区一条通御前西入ル3丁目西町72

お問い合わせ:http://studio-ao.school
Mailkawamura_tetsuya@studio-ao.school 

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160424004428p:plain

 

▼YouTuber体験のお申し込みフォームはこちら

goo.gl

 

面談・ご相談のお申し込みフォームはこちら

goo.gl

 

 

 

 

 

 

弟のほぼ文無し旅 5日目[沖縄] 〜弟、音信不通。〜

20歳でマイルドヤンキーの弟の「ほぼ文無し旅」が続いております。

大学を中退をした弟に、
自分で考えて、行動して、厳しい環境を乗り越えたという経験を得て欲しい!
そしてその中で世の中との関わり方を学び、やりたいことをみつけて欲しい!
と考え、財布取り上げて沖縄に輸送しました。
この旅では、弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
 
沖縄旅がうまくいったら海外編とか面白いなあって思ってたんですが、
国内ですでに大苦戦。
全国大会目指してた学校のチームが地区予選で負けそう。みたいな感じです。
次の日の学校行くのがちょっとだけ恥ずかしいやつです。
まあ、先のことはゆっくり考えたいと思います。
 
では、5日目スタートのレポートです。
 
 

なんか吹っ切れた。

4日目は、自分の甘さに気づき涙を流した弟。
一晩頭を冷やしていろいろ考えたそうな。
朝イチで電話が来て、
「なんか吹っ切れた。」と。
自分の今の状況とうまく向き合えたようでした。 よかったよかった。

 本腰入れて仕事を探すために、ネットの使用はOKかと確認が。
もちろん全然オーケー。

というか逆に今まで使ってなかったんかい。

ルール違反になると思ったんでしょうか。
携帯持たせた時点でそんなもんは当たり前に許していたつもりだったのですが、
律儀(?)にも使用を控えていたようだ。

充電もいつでもできるわけではないので、
弟が携帯で使用するのはほぼ電話とメールとLINEだけ。
ネット検索も使わないとなると、おじいちゃんが孫とコミュニケーションとりたくて買ったスマホくらい機能性に無駄が生まれます。

この日は住み込みで働けるお店を検索して、そこにお願いしに行ったようです。

 
 
 

そして、音信不通。

朝の電話後、数回のLINEでのやり取りを最後に、弟からの連絡が途絶えました。
朝8時23分にきたライン以来、夜9時を過ぎても連絡が帰ってこない。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160430055542p:plain

今まで即レスが基本でしたので、正直ちょっと焦りました。
男とはいえ、沖縄とはいえ、宿もなしに知らない土地を放浪しているわけですから、
危険な目にあう可能性はゼロとは言えません。

午後9時30分の時点で消防署に連絡をし、救急車の搬送履歴を確認してもらいました。

でもまあ、よくよく考えたら20歳の弟(しかもマイルドヤンキー)が
1日連絡つかないくらいで消防署に連絡するのもちょっと変な感じしますよね。

消防士さんは、最初親身になって聞いてくれてたんですが、
弟が20歳ということが分かった途端に塩対応でした。

多分、いや確実にこう思われてました。
沖縄弁での塩対応は新鮮でした。

 

ほんで、このすぐ後に弟から電話が。

「ごめん、トイレに忘れてたあ。」と弟。

いや、落としてる時間長くね?
もう落としてるっていうか置いてたよね。

午後3時15分の時点ですでに手元にないはずだから、
約6時間手放していたことになるはず。

こいつ本当すごいな。
というか盗られなかったのがすごいわ。
沖縄いいとこだなおい、住みたいわ。
でもゴーヤが苦手だわ。文字通り苦いわ。見た目もグロすぎだわ。

まあ、つまり何でもなかったという話なんですが、
ここまでの4日間で弟の天然具合を再確認し、
僕がちょっとビビり出してるってことはわかりました。

消防士さんマジですんませんでした。

 

 

 

 入り口でウロウロ。

3日目に弟は困難にぶつかっていることを認識し、やっと思考への入り口に立ちました。

今回の旅の目的は、弟が
「自分で考えて、行動して、厳しい環境を乗り越えたという経験を得て欲しい!」
つまりは成功体験を獲得すること、そしてその中で「考える力」を身につけること。
が目的です。
「全然うまくいかない・・・。」という困難にぶつかったことで、やっとこさスタート地点なのです。
 
ただ、原因の分析、解決策の考案はまだあまりうまく出来ない様子。
その日も収穫はなかったようだ。

特に失敗の中から学ぶ姿勢が弱い。
断られたという事実に対して分析的思考が働かない。

当初は2週間くらいで帰ってくるイメージだったのだが、
これが続くようであれば結構な長丁場になるなあと、思ったり。

思考への入り口に立ったはいいけど、
入り口あたりでウロウロしている感じです。
まだまだこれからですね。

ただ弟は弟で、思ったよりも全然うまくいかないことで、
自分へのがっかり感が募り、空腹で万全とは言えない体調のせいもありかなり弱気に。笑

 その上お金も下ろしきれなかったものだから、かなり凹んでました。笑
ただ、ここで甘やかしてはいけないなあと、改めて旅の目的を考え直します。

予定通りではあるんです。一応ね。一応。

いいこと言ってるなあ、僕。
「Yes, We Can‼︎」とほぼ同じ意味ですからね。
オバマさんとは仲良くできそうです。

でもまあ、「できると思ってるから、やってるんだよ」という言葉は、
何だかうまくいかないなあという時に心の支えになるものです。

毎回電話の終わりにこれを言うんですが、その度弟は、

「ありがとうございます!!(低めの大声)」

と、体育会系のノリを丸出しにしてきます。

スイッチそこ?

て感じですが、割と嫌いじゃないです。

 

この日は紙とペンを買って、これから毎日振り返りを文字に起こす事だけを約束。
事実を記録することで、失敗からも学ぶ機会が増えるのでは!思考の整理も同時に行えるのでは!というところからの追加ルールです。
この決定が2周間目以降の展開を大きく変えることに。。。

ではでは、6日目もお楽しみに。

以下はこの日、弟から来た意味わからん画像シリーズです。
ただ「写真を送って」とだけいうと、説明もなしに淡々とこんな写真が送られてきます。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160430041937j:image

ん?誰?

 

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160430041940j:image

いや、どこ?

 

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160430041952j:image

うん。だから?

これらを僕はどういう気持ちで見てたらいいんだろう。
といつも頭を悩ませます。

以上ですー。では、またまた。

 

ーーーーーーー
このブログでは、弟が旅の中で成長していく様を、
愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いつ終わるか全然わかりません。

リアルタイムの実況中継はTwitterの僕のアカウントにて行っております。
#弟のほぼ文無し旅  #沖縄 でまとめて読むか、
もしくは、僕のTwitterアカウントをフォローしてください。 

  

>追記
教室のオープンイベントでバタバタしており、 1日飛びました。

木工のイス作りをやったんですが、
なかなか盛況で大変喜ばしい限りです。生徒ジャンジャン入れー。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160430040858j:plain

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160430053406j:plain

↑こんな感じでした。詳細な様子はこちらからどうぞ。

 

5月はこんなことやる予定ですー。
■「はじめてのTシャツデザイン」〜コンペで賞金を狙おう〜
■「公園リノベーション」〜新しい公園を京都市長にプレゼンしよう〜
■「今日からパティシエ」〜家族にお菓子をプレゼントしよう〜
■「ロックンロール教室」〜自分で作曲してみよう〜
※イス職人体験のような1日のイベントではなく、毎日少しずつプログラムを進めていきます。

是非ともみなさんいらしてー。
体験授業は無料です。

 

コンセプトは「個性をそだて、社会にふれる。」そんな教室です。
※生徒に文無し旅をさせたりはしませんのでご安心を。
これは弟限定のプログラムです。

放課後教室「studioあお」
602-8374
京都市上京区一条通御前西入ル3丁目西町72

お問い合わせ:http://studio-ao.school
Mailkawamura_tetsuya@studio-ao.school 

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160424004428p:plain

面談・ご相談のお申し込みフォームはこちら
http://goo.gl/forms/VlnkFXO2dK

 

弟のほぼ文無し旅 4日目[沖縄] 〜20歳マイルドヤンキー、泣く。〜

先に言っときますが、これ長いっす、めっちゃ。あしからず。

 

本日4/27は弟の誕生日です。

弟は4/12に沖縄に降り立ち、そこから今も沖縄をほぼ文無しで旅してます。

この旅では、弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
※逆に言うと稼ぐまで帰ってこれません。

 

弟は本日21歳になりました。
21歳の誕生日って20歳の誕生日より大人になった感じありますよね。
結構感慨深かったのを覚えています。
「あ、今日から本当に大人だ。。。」みたいな。

さあさあ、誕生日と知ったからには、
みなさんからも弟にプレゼントをあげてくださいな。
と、いうことで弟へのメッセージをゆる〜く募集します。

スタートから2週間経って、だいぶ成長した感じはしますが、
アルバイト経験も薄く、バスケ以外してこなかった弟にとって、
「働く」ということの理解や、社会との関わり方、
世の中に関する知識がまだまだ足りないと感じています。
人間的にもまだまだ甘い!
そんな甘ったれた21歳のマイルドヤンキーに是非ともアドバイスなどなどお願いしますー。
この旅についてでも、これからの人生についてでも、
割となんでもいいので叱咤激励でもアドバイスでもください。
弟に向けたメッセージであればなんでも受け付けます。

さっきTwitterで募集したらヒッチハイクおすすめだよ!」とか、「野宿の時この音楽がいいですよ〜」とかそんなんいただきました。つまり、なんでもありです。
僕からは「日サロにお金使うのもったいなくない?」というアドバイス。
というか、もはや質問を送ろうと思います。
そういう感じでいいんで、よかったらメッセージくださいな。

よりタイムリーな弟の状況は、
Twitterで #弟のほぼ文無し旅  #沖縄 でまとめて読むか、
もしくは、僕のアカウントからご覧頂けます。

Facebookはてなブログのコメント欄、
Twitterのリプライ、個別連絡などなど、なんでも受け付けますー。

そのまんま弟に送りますわ。

※弟も僕もガラスのハートなんで、誹謗中傷だけはご勘弁をー。

 

それでは4日目のレポートです。

 

 

 

今日は7人に話しかけたけど、、、

ほぼ文無し旅も4日目に突入しました。

1日目は旅人酒場で出会った方(農業のSさん)に世話になり、
風呂までおごってもらったようだが、その後は空振り続き、
仕事も決まらず、本日で野宿が2連続です。(野宿というかマクドですナルドですが。)

お金もほぼ底を尽いているし、この先のことを考えると危機感マックスのはず。

と思いましたが、4日目の報告を聞いてみると
「今日はお店も合わせて7人くらいに話しかけたけど、、、ダメだったわ。。。」

そうか・・・・・。ん?おい、ちょっと待て。7人てどういうこと。
1日でたった7人て何で?
単純計算で10時から21時まで活動してたとして、一人約1.5時間かかってる。

え?面接か打ち合わせかなんか?
今日は7人と面接か打ち合わせをしたってこと?
エース社員ってこと?売れっ子人事ってこと?

聞いてみると普通に話しかけたのが7人ぽっちという話でした。
一人当たりの会話時間も10分いってるのかなって感じ。

明日からお金ほぼゼロで、宿無し2日目。
風呂も洗濯もできてなくて、
満足に飯も食えてないって状態なのになぜ危機感マックスじゃないのだ弟よ。

弟が危機感マックスじゃない代わりに、
こっちが内心「マッドマックス怒りのデス・ロード状態」でした。
電話越しで常にV8お祈りポーズでした。

本当に本当に本気であれば100人は声かけるでしょう。
いや、100人は無理でも50人はかけるでしょう。
いや、というかせめて二桁行こうよ。
弟がなぜか余裕を持ってしまっていることが伺えます。

他の時間何してたの?
と聞くと、「休んでた。。。」と弟。
僕「・・・・・・・。」

後ほど「ここで休んだ。」と写真が送られてきました。
いや、場所はどうでもいい。 

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160427035808j:plain

↑第一休憩ポイント「パチンコ屋のソファ」。
「いや、パチンコしてたわけじゃないよ?Wi-Fiがあってさ。」と弟。
うん、さすがにこの状況でパチンコしてたら引くわ。

 

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160427032206j:plain

↑第二休憩ポイント「なんか気持ち悪い木の下」。
「蚊がめっちゃいて痒かった」と弟。
いや、蚊どころじゃないよくわからん昆虫たくさんいそう。

 

「怒る」とアホになる。

僕はもうこの時点で「はあ?」って感じです。
人の金で言ってんのに7人って何?なんか「7」にジンクスでもあんの?
ラッキーセブン?北斗七星?セブンイレブンいい気分?ってな気分でした。

ただ、怒りはしません。僕は出来る限り「怒る」ことはしません。
「怒る」というのは、怒られることによる「不快感」や「恐怖」と、
その「行動」を脳内で無理やり結びつけさせ、
反射的な拒絶を起こさせることなんですね。
(諸説あるだろうけど僕はこれを信じている)

なので「怒る」と、それがなぜダメか。何がいけないか。
という「理解」のステップが欠如します。
つまりアホになります。

例えば
子供が勝手に仕事のスマホを触った。


おもっくそ怒る。泣かす。

なんかよくわからんけどスマホ触ると怖いことが起こる。

一生ガラケー

僕の中で「怒る」っていうのはこんなイメージ。犬のしつけとかに近い感じ。
「怒られた恐怖」と「スマホ」がセットで記憶されるから、
よくわからんけどなんか嫌だなーってなる。
アホです。
スマホを触るのがダメなんじゃなくて、
他人の"仕事道具"をいじるのがダメなんです。
本質を理解していればわかるはずです

その子はスマホで得られたであろうメリットを、
一生ただ一つも享受できなくなるという機会損失が起きます。それは不幸です。

だから、僕は極力怒りません。
「それはまずいよ」という事実を伝えた後に、
「なぜそれがまずいか」という理由を伝えてあげます。
そしてそれを続けるとどうなるか。
なぜその行動に至ってしまったか。を自分で気付かせます。

「怒る」よりも時間がかかるコミュニケーションですが、
本人の納得度が高ければ高いほど勝手に応用が生まれます。
”仕事用”のスマホが触っちゃダメなことを理解している子どもは、
"仕事用"のパソコンも触っちゃダメなことがわかるはずです。
あらまあなんて賢いんでしょう。

というか、「怒り」は沸くものなのでしょうがないけど、
そのまま「怒る」のって誰でも出来るよねって話です。
それは「感情の発散」であって「教育」ではないよね。という話です。

まあ、数日後のブログで怒りますけどね。僕。
まあ、人間だからあるよねそういうの。うんうん。

 

 

20歳マイルドヤンキー、泣く。

と、いうことでこの日は怒ることはせずに、じっくりゆっくり話しました。
「結果を出そうという意思を持たずに、ただ漫然と行動している現状がまずい。」
という事実
を伝え、
「なぜならお前は文無しだから。現状収入源がないから。普通にしてたら死ぬはずだから。
という理由
を懇々と伝えました。

そしてこれを続けていくと、
常に僕からちょっとずつお金を送ってもらって生きることになり、
よくわからないエンドレス貧困野宿旅@沖縄になってしまうということに気付かせ、
そしてこの危機的状況でなぜ必死になれないかは、
「僕や母親に対する甘え」からきているという原因まで自分でたどり着かせました。

結果約1時間話しましたが、
最後は自分の口から「今のままじゃ甘すぎる」と。

なんとなく最後は僕か母が助けてくれると思っていたようです。
まあ、今まで常に無意識的に誰かに頼って生きてきてるからね。しゃーないといえば、しゃーない。
でも今回の旅では僕は生命維持程度にしかお金を出しません。
親からの援助も届かないようキャッシュカードも通帳も預かっています。

ただ、「自分が甘えていること」に自分で気づいたのは素晴らしい。
そしてそれを自分で認めたのがワンダフル。
時間をかけてでも自分自身で見つけさせることで、より強い学びとなります。

話しながら弟、泣いてました。笑 
久々に泣いてるところ見ました。(見えてないけど)
昼間行った店でも厳しいことを言われたり、
罵られたりもあったようで、色々と悔しかったんでしょう。

さあ、大切なことに気づいたところで、
さすがに約3日間食わず、風呂も入らずが続いたのと、
水代もないようだったので2000円振り込みました。
リフレッシュして頑張れ。

 

にしても見事に苦労している様子を見て、
なんとかうまいこと成功体験までをデザインせねば、
とこちらもふんどしを締め直しました。

 

以上、4日目でした。


早く一緒に飲みたいなあ。
とりあえず誕生日おめでとう、弟。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160427035622j:plain

↑朝までガンガン飲んで〆のラーメン@新橋
このあと全部吐いたそうです。

 

 

>追記

「放課後教室 studioあお」オープン!!

弟の21歳の誕生日と日を同じくして、
僕が新しく始める事業「放課後教室 studioあお」がオープンしますー!
こちらも合わせてよろしくお願い致します。 

キャッチコピーは、
「宿題を終わらせて、シャカイにふれよう。」とか、
「個性をそだて、社会にふれる。」とか、
「学校にも、家庭にも、塾にもない学び」とか、
現在そんな感じですが、「全部ビミョ〜〜〜」と思ってます。
なんか全部ちょっとずつ違う。
根幹にある僕の想いは「成功体験を積んでほしい。」それだけです。

自分で考えて、行動して、何かを乗り越えたという経験を得て欲しい!
そしてその中で世の中との関わり方を学び、やりたいことをみつけて欲しい!

この「弟のほぼ文無し旅」で弟に期待していることと全く同じです。
成功体験とその過程で手に入るものが、
一人一人がよりオリジナルな未来を描くために最も重要な要素だと思っています。
もし他の人たちと違う選択をしたいと思った時に、
「自分が選択して行動して乗り越えた」
という経験、そして自信があれば一歩踏み出せる
と思うのです。
よくわからんレールに依存しなくなる。
本当の意味で自分だけの人生を歩めるようになる。僕はそう信じています。
そしてそんな僕がやっている教室です。つまり普通の学習塾と全然ちゃいます。
じゃあ、どんなんなんって言うやろけど、
今Webサイトしこしこ改修してるからちょっと待って!!

そして体験授業もやっと明日からなので、まだ生徒さんがゼロですー。
助けてー。
4/28(木)体験授業「椅子作り」も、あと5人くらいはいけるんじゃないかと思いますー。
来てー。

※生徒に文無し旅をさせたりすることはありませんのでご安心を。
これは弟用のプログラムです。

放課後教室「studioあお」
602-8374
京都市上京区一条通御前西入ル3丁目西町72

お問い合わせ:http://studio-ao.school
Mailkawamura_tetsuya@studio-ao.school 

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160424004428p:plain

4/28(木)「椅子作り体験」お申込みフォームはこち
http://goo.gl/forms/2JN1Nr0d8U

面談・ご相談のお申し込みフォームはこちら
http://goo.gl/forms/VlnkFXO2dK

 

弟のほぼ文無し旅 3日目[沖縄] 〜こいつもしかしたら大物かもしれない。。。〜

4本目の記事を書いてしまいました。。。由々しき事態です。
これで僕は「三日坊主」の称号を剥奪されることが決まりました。
三日坊主業界から完全に破門です。ハブです。村八分です。
昨日まで仲が良かったはずの三日坊主も、きっと一緒にお弁当食べてくれなくなります。
(イジメカッコ悪イ)
 
20歳でマイルドヤンキーの弟がほぼ文無しで沖縄を旅しています。
大学を中退した弟に、
自分で考えて、行動して、厳しい環境を乗り越えたという経験を得て欲しい!
そしてその中で世の中との関わり方を学び、やりたいことをみつけて欲しい!
と考え生み出した企画です。
弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
 
住み込みで働かせていただく予定だった農家は条件が合わず断念。
お金はほぼ底をついた上に、当てにしていた働き口もなくなり、絶望の淵。
なけなしの金をはたいて泊まろうとしたカラオケからは追い出され、野宿。
そんなしょっぱなからサスペンスが止まらない、ほぼ文無し旅。3日目に突入です。
 
 

絶望の淵から一夜。弟のテンションは、、、

喜んでいた故に、ショック受けているんじゃないかなと私は心配をしていました。
ところが実際弟のテンションは、、、
f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160425174845j:image
意外にも高かった。
というかなんか知らんけど観光してた。
 
首里城入り口の写真が送られてきました。
f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160425020037j:image
 いや、何してんの?
なに普通に観光してんの?
 
「お金かかるから途中で帰ってきた笑」 じゃないから。
それ旅中盤のやつね。働き口が見つかってだいぶ落ち着いてからのやつね。
 
なんでこの危機的業況で歴史に触れようと思ったのかは謎です。
ほぼ文無しのくせに危機感ゼロ。
こいつ逆に大物かもしれないなあ。。。
 
その後は小学生からやってきたバスケを活かして、
ストリートコートで人と知り合って仕事を紹介してもらう!
と意気込み、 ストリートコートへ。
確かにその作戦はいいかもれません。
ずっとバスケ一筋だった弟にとって、
バスケを一緒にすることは最高のコミュニケーションの一つでしょう。
もしかしたらいけるかも。
f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160425014517j:image
 誰もいませんでした。
 見事な空振り。バットが空を切る音が京都まで聞こえてきました。
それもそのはずその日(4/15)は平日です。
沖縄は暖かいから、年から年中みんな外にいると思ったんでしょうか。
 
この後はしぶしぶ那覇市の飲食店にお願いして回ります。
 
 

思考への入り口。

この夜、弟の口から「うまく行かなくてつらい。」という言葉が。
f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160425014521j:image
 
この日も全く仕事のあてがいつからなかった様子。
「働かせてもらう」ことなんて簡単だ、と思っていたんでしょう。
現実とのギャップに落ち込んでいました。
 
 これ!これが僕が弟に経験してもらいたかったこと。やっとスタート地点。
「自分で考えて、行動して、厳しい環境を乗り越えたという経験を得て欲しい!」
 それにはまず困難にぶち当たらねばなりません。 
 
働きたいけど、なかなか雇ってくれるところが見つからない。
さあ、ここからです。
何故雇ってくれないんだろう。
どうすれば雇ってくれるだろう。
 
 
を、自分で考えて、行動して、乗り越えて欲しい。
ヒントはたくさんあげます。思考の手伝いもします。
でも、考えるのは自分で。
考える苦労も、成功の喜びも自分のものにしてください。
 
 
さっそく弟に、何故ダメだったと思うか。どうしたらいいと思うか。
を尋ねてみると、
 
「まだまだ一生懸命さが足らない・・・。だからもっと頑張る・・・。」と。
うーん、なるほど。確かに足らないかもね。
でも一生懸命さが足りないってつまりどういうこと?
なんで一生懸命になれないんだろう?
一生懸命になればうまくいくんだっけ?
一生懸命に何をするの?
 
まだまだ思考が足りません。
 
「一生懸命さが足らない」という事実の認識は間違ってはいないとしましょう。
ただ、それが本当に雇ってくれない理由?それはなんで?という原因の分析の甘く、
じゃあどうするか。という解決策の立案まで、考えられていません。
 
まあまあまあまあ、この日は困難にぶつかったということが一番の収穫として、
「何故雇ってくれないか。を考えてみよう。」
という原因の分析の宿題だけを残して電話を切りました。
 
 弟は「思考への入り口」に立ちました。
 
 

やっぱり大物かもしれない。

 それからしばらく、連絡が途絶えました。
どこにいるんだー?今日の写真送ってー。
と連絡すると、返信が。
f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160426120735j:plain
 
こいつやっぱり大物かもしれない。
マクドですナルドです」という、
東日本にも西日本にも属さない新しい「マクドナルドの呼称」を編み出し、
目的がよくわからない写真を送りつけてきました。
 
この時残金はおよそ数百円。
でも、危機感が感じられません。余裕すら感じます。

僕はここで一つの可能性を考えました。
もしかしたら、捉え方のスケールが違うのかもしれない。
僕には見えない未来が見えてるんじゃないか。
オリンピックのそのまた先の経済がすでに見えているんじゃないか。
火星の別荘の間取りすらもすでに頭にあるんじゃないだろうか。

ゆえに30年後に自分は株で1億当てるから今文無しだけどむしろ富裕層である。

とか、そういう夢想的な考えをしているのかもしれない。

 
いやいや、違う。もしかしたら達観しているのかも。

広大な宇宙を見渡してごらんなさい。
この広い宇宙の数ある一つ、青い地球の広い世界の、小さな島のちっぽけな存在です。
今の悩みなんてくだらない。もっと前向きに、
目の前のことにありがたみを感じながら、豊かな心で生きていこうよ。

みたいな、大物っていうかもはや神的な考え方の持ち主なのかも。
そんな可能性を持ってもう一度写真を見直してみました。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160426120055j:plain

いや多分違うわ
普通に今の状況の危機度を理解していないだけですね。
 
 
この日はマクドナルドで朝まで粘ります。
明日は

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160426120819j:plain

だそうです。
個人経営を狙うという視点はいいですね。
日払いなど柔軟な対応をしてくれそうです。
さあさあ、どうなるのでしょう。
 
明日4/27は弟の誕生日です。
そして僕の新しく始める放課後教室「studioあお」のオープン日です。
 
めでたいですねー。
では、また4日目で。
 
 

ーーーーーーー
このブログでは、弟が旅の中で成長していく様を、
愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いつ終わるか全然わかりません。

リアルタイムの実況中継はTwitterの僕のアカウントにて行っております。
#弟のほぼ文無し旅  #沖縄 でまとめて読むか、
もしくは、僕のTwitterアカウントをフォローしてください。 

>追記
4/27(水)から新しく放課後教室なるものを始めます。
こちらもあわせてよろしくお願い致します。 
コンセプトは「個性をそだて、社会にふれる。」そんな教室です。
※生徒に文無し旅をさせたりはしませんのでご安心を。
これは弟限定のプログラムです。

放課後教室「studioあお」
602-8374
京都市上京区一条通御前西入ル3丁目西町72

お問い合わせ:http://studio-ao.school
Mailkawamura_tetsuya@studio-ao.school 

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160424004428p:plain

4/28(木)「椅子作り体験」お申込みフォームはこち
http://goo.gl/forms/2JN1Nr0d8U

面談・ご相談のお申し込みフォームはこちら
http://goo.gl/forms/VlnkFXO2dK

 

弟のほぼ文無し旅 2日目[沖縄] 〜酒×朝方の約束は避けよ、の学び〜

20歳でマイルドヤンキーの弟がほぼ文無しで旅をしています。
大学を中退をした弟に、
自分で考えて、行動して、厳しい環境を乗り越えたという経験を得て欲しい!
そしてその中で世の中との関わり方を学び、やりたいことをみつけて欲しい!
という僕の強い意志から始まりましたが、
弟が無一文で旅をしている間、基本的に僕は何にもしないという、なんともエコな企画です。
地球と僕に優しいです。
 
「気まぐれ連載」と言いながら、
皆さんからの反応が嬉しくてついつい3日連続の更新です。
こんなマメなのは僕らしくない。明日は絶対書かないぞ。
 
この旅では、弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
 
本日は2日目のレポート。
沖縄月光荘で、いきなり仕事が見つかりそうだったところからです。
 

働くところ見つかったかも!

 初日の夜、弟からラインで朗報が。
働き口がいきなり見つかったかもしれないとのことでした。 

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160424225945j:image

しかもこの後の電話で住み込みで働かせていただけることが決まったと報告が。
朝まで話す中で、働かせてくださいと頼み込んだそうです。
 
初日に捕まえるなんてなかなかやるなあ。と感心しました。
元々チームスポーツをやっていたり、やんちゃな友達とつるんだりと、
明るい性格ではありますが、いかんせん内弁慶といいますか、
初対面の人に話しかけたり、そこから関係性を作っていくような
コミュニケーションスキルはありませんでした。
 
「文無しで旅をする」という状況が、弟に危機感をもたせ、
その危機感が弟を進化させたのかなあ。なんて考えていました。
 
まあ、とにかく酒場で会った初対面の人から、
仕事をもらえるように話をつけたというのは大きな成功体験の一つ。
まずはその成果生んだことをを褒めちぎります。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160425000352j:plain

 これはちょっと褒め方がトリッキー過ぎですが、
成功体験を作るのに「大げさ目に褒める」というのは大切なことだと考えています。
 
その日はそこで出会った通称Sさんの車で寝かせていただいたようです。
ほほう。そんなんも出来るんか。と、
思ったよりもコミュニケーションを円滑にとれてる感じに感心しました。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160425002444j:plain

↑農業をやっていらっしゃるSさん 。(許可頂いています)

 

酒の席での約束。

あーあ、あとそこでしばらく働いて終わりかー。
もう少し苦労してくれてもよかったなー。
でもブログそんなにたくさん書かんでよくなるしいいかー。
とか思ってました。
 

が!!!

もちろんそんなにうまくいくわけがありません。
当たり前です。仕事を探すことがこんなに簡単なのであれば、
世の中に「出会って2秒で内定」する就活生がいてもおかしくないはずです。
f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160424223327j:image
 
ほれな。
やっぱそうだったようです。
後の電話では、「住み込みはいいんだけど、一年間働いてくれなきゃ難しい。って言われた。。。」とのことでした。
聞けばSさんは個人で農家をやっていらっしゃるわけではないので、
ご自身の意志で採用を決めることは出来ないんだとか。
 
いい経験ですね。
お酒の席での約束が、いかに不安定かを弟は学びました。
というか本当にSさんが「働いていいよ」と言ったかも怪しいです。笑
弟が勘違いをしてしまった説が僕の中で割と濃厚です。
 
お酒が入っている場合は、自分も相手も記憶力や判断能力が下がっています。
お酒×朝方のコンボは、「約束」をする時にはぜひとも避けたい。
ということを勉強できたんじゃないかと思います。
 
その日はSさんに風呂を奢っていただくなど、
別の形でいろいろ世話になったようです。
Sさんありがとうございました!!!!
 
夜はカラオケに泊まったようですが、混んできたからと夜中に追い出されたとのこと。
野宿生活のスタートです。
大体3000円しか持たせていないのに、カラオケ泊まろうなんてのが甘いです。
人工甘味料アステルパームより甘い。糖度高すぎです。
 
さあ、お金も仕事もない状況です。弟はどうするのでしょう。
 
本日は絶望の淵でさようなら。
ではでは、また3日目のレポートで。
 

ーーーーーーー
このブログでは、弟が旅の中で成長していく様を、
愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いつ終わるか全然わかりません。

リアルタイムの実況中継はTwitterの僕のアカウントにて行っております。
#弟のほぼ文無し旅  #沖縄 でまとめて読むか、
もしくは、僕のTwitterアカウントをフォローしてください。 

>追記
4/27(水)から新しく放課後教室なるものを始めます。
こちらもあわせてよろしくお願い致します。 
コンセプトは「個性をそだて、社会にふれる。」そんな教室です。
※生徒に文無し旅をさせたりはしませんのでご安心を。
これは弟限定のプログラムです。

放課後教室「studioあお」
602-8374
京都市上京区一条通御前西入ル3丁目西町72

お問い合わせ:http://studio-ao.school
Mailkawamura_tetsuya@studio-ao.school 

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160424004428p:plain

4/28(木)「椅子作り体験」お申込みフォームはこち
http://goo.gl/forms/2JN1Nr0d8U

面談・ご相談のお申し込みフォームはこちら
http://goo.gl/forms/VlnkFXO2dK

弟のほぼ文無し旅 1日目[沖縄]

弟が今、沖縄でほぼ文無し旅をしています。

本人の意向と、我が家の最高意思決定機関「家族議会」で弟の大学中退が可決され、
晴れて今月から弟は自由の身(ニートです。

特別やりたいことがないのであれば、引越し資金をバイトで貯め次第、
北海道の実家に帰る。という条約が締結されました。

我が家の憲法ではやりたいことや、学習意欲があれば、
22歳まで(僕は浪人したので23歳まででしたが)学費生活費の面倒を見てくれます。
が、弟は大学も辞め、今の所やりたいことも、学習意欲もないので、
基本的に扶養対象外です。

子どもの進学や、やりたいことは応援するが、ある一定のところで区切りをつける。
というのが我が家の暗黙のルール。
だらだらとスネを囓ることはできないようになっています。

まあそんな状況の中、
せっかく「引越し資金を貯め次第」という緩いルールにしてもらったのに、
さっさと引越し資金貯めて北海道に帰るのは馬鹿らしい。
せっかく執行猶予があるのなら、その間になんか面白いことやらせよう。
そう思って僕は弟に「ほぼ文無し旅」の話を持ち出しました。


お金持たないで旅に行ったらおもしろいんじゃない?片道チケットだけ買ってやるから。沖縄とかなら言葉通じるしさ。それ俺がブログにするわ!あ、これおもろい!やろう!」って言ったら、
「う〜んそうだな〜〜〜。よし。行くわ!」という、
わかってんのかわかってないのかよくわからないけど、
割とやる気のある承諾で決まりました。 

旅の本旨としては、
弟に自分で考えて、行動して、厳しい環境を乗り越えたという経験を得て欲しい。
そしてその中で世の中との関わり方を学んだり、やりたいことを見つけたりして欲しい。
と考え、片道分のチケットだけ持たせて沖縄にほぼ文無しで送りました。
(訳:甘ったれた弟に意地悪してやりたいなあと思って、財布取り上げて沖縄に送り込みました。)

 

「ほぼ文無し旅」のルール。

沖縄へ出発する前に京都に前乗りさせて、旅のルールを決めました。
京都行きの夜行バス(23時発)に寝坊しそうになったり
暑い場所に行くというのに何故かツイードのリュックを背負ってきたりと、
意味不明な点は多かったですが、この程度は慣れたもんです。
弟は天然が入っているのです。20年近くも熟成させた天然ボケです。
大変希少価値が高くなっております。貴重です。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160423015851j:plain

↑行き先沖縄なのに何故かツイードのリュックで来る、
そんな浮世離れした弟です。業界ではクリエイティブとも言います。

 

弟と決めたルールはこちら。
・帰りの飛行機代+俺との飲み代を稼いだら帰ってきてよし
・毎日誰かに声をかける
・出会った人とは必ず写真を撮る
・毎日電話でその日の報告を上げる

です。

・犯罪行為はダメ。
・生きるのに最低限必要だと僕が判断した場合は、お金を必要な分だけ送る。

というのも念のため決めておきました。

 

持ち物は前回のブログに書きましたが、

・携帯電話(毎日の報告用
・キャッシュカード(基本残高0円。どうしても必要な時用)
・その他Tシャツなどの着替え

で行きました。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160423020021j:plain

↑出発直前。空港から那覇市への移動費と、初日の飲み屋代、
後は脱水症状対策の水代として3000円だけ渡しました。

沖縄に到着しました。

直前は一緒になか卯でうどんを食べて弟は出発。
無事、沖縄の土を踏みました。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160416152612j:plain

 

弟が最初に向かったのは、月光荘という沖縄の旅人酒場 兼 宿泊施設。

旅人酒場ですから、初対面で話しかける、話しかけられるに抵抗がある人は
多くなかったようで、比較的スムーズに話ができた模様。
朝まで粘ってたくさんの人に話しかけたそうな。
「兄と約束したから」と、本当によくわからない理由でほぼ無一文で来た弟
みなさん快く受け入れてくれたようです。
生き別れの兄弟の最後の約束のようなセリフですが、
普通に飯食いながら軽いノリで決めました。

「写真送って!」というと、こちらの写真が送られてきました。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160424115255j:plain

いや、ちょっと待て。なんの意味があるんだこのボケボケ写真。
どこまでが人でどこまでが壁の模様かもわからんわ。
ブログ用に使うとは伝えてあるのに、なぜこの写真でいける。と思ったのかは帰ってきてからじっくり聞こうと思います。

改めて写真を求めると今度はちゃんとしたものが。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160424115513j:plain

これも決して上手いとは言えないけど、一番まともな写真でした。
月光荘沖縄はこんな感じの場所です。

いやいや、それにしても旅人酒場っていきなりピンポイントでいいところ行きすぎだろ。
それ、旅慣れしてる人の選択じゃね?
と思った方が1億3000万人くらいいるかもしれませんが、
こちら京都で入れ知恵されました。
こちらの月光荘さんは京都にも店舗があるので、割と有名なのです。

弟自身は一人での旅経験はゼロ。完全なるビギナーです。
ヒヨコで言うと孵化したてで、まだ羽毛がベチャベチャで可愛くない感じの時です。
初めて目にしたものを親と勘違いして生涯追いかけるレベルです。
それくらいビギナーなのです。

だがしかし、朝方のLINEには、「農業の仕事もらえるかも!」と連絡が。
「あらあら。これはちょっとイージーすぎたかな。。。」
と少し反省しつつ、同時に来た金の無心を厳しく突っ撥ねます。

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160423023254j:plain

死なない程度にお金は送りますが、
困った時にまず僕を頼っているようじゃ「ほぼ文無し旅」の意味がありません。
厳しく突き放します。
(厳しい言い方は敢えてです。僕は普段はとても優しくてマイルドでスウィートな男です。)

まあ、働き口を紹介してくれる人に出会えたようなので、
ここから実際に働く中で、何かしら困難が訪れて、
それをなんとか乗り越えるという経験があればそれでいいか。
と思ってました。

そして、なにはともあれ初対面の人から仕事をもらえるように話をつけたというのは、
大きな成功体験の一つ。
なかなかやるじゃないか、と電話で褒め讃えました。

 

まあ、この話も続きがありそんな簡単に仕事が見つかるわけないんですけどね。
それはまた「弟のほぼ文無し旅 2日目」のブログで。
2日目以降しばらく面白いです。

 

ーーーーーーー

このブログでは、弟が旅の中で成長していく様を、
愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いつ終わるか全然わかりません。

リアルタイムの実況中継はTwitterの僕のアカウントにて行っております。
#弟のほぼ文無し旅  #沖縄 でまとめて読むか、
もしくは、僕のTwitterアカウントをフォローしてください。

 

>追記

4/27(水)から新しく放課後教室なるものを始めます。
こちらもあわせてよろしくお願い致します。 
※生徒に文無し旅をさせたりはしませんのでご安心を。
これは身内限定のプログラムです。

放課後教室「studioあお」
602-8374
京都市上京区一条通御前西入ル3丁目西町72

お問い合わせ:http://studio-ao.school
Mailkawamura_tetsuya@studio-ao.school 

f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20160424004428p:plain

 

4/28(木)「椅子作り体験」お申込みフォームはこち
http://goo.gl/forms/2JN1Nr0d8U

面談・ご相談のお申し込みフォームはこちら
http://goo.gl/forms/VlnkFXO2dK