弟のほぼ文無し旅 7,8日目[沖縄] 〜弟、”思考”開始。〜
本日は7,8日目のレポートです。
この旅では、弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
僕は毎日弟と連絡を取っており、
記録したその内容をここでブログにしてアップしています。
いわば弟の成長記録です。
そんな身内ワイワイなブログですが、
ありがたいことにいろんな人が読んでくれているようです。
後輩のお母さんも見てくれてるそうな。
先日、弟の「甘え」をカレーのシミに例えたところ、
後輩伝いで「カレーのシミはシミ抜きしてから日光に当てるといいよ」
とアドバイスが来ました。
みなさんご存知の通り実際にカレーのシミなわけではないので、
「この人も俺の弟と同じでちょっとアレなのかな?」、
「いや、もしくはものすごい含蓄のあるアドバイスなのかな?」と、
弟の時と同様に悩みかけましたが、
もうこの悩み意味ねーわどうせ天然だろと思ってやめました。
天然に振り回されるのはもうこりごりです。
本当にカレーのシミがついてしまった時にぜひ使おうと思います。
また前置きが長くなってしまいました。
では、7,8日目です。どうぞ。
頑張っているのを見せるために、頑張る。
7日目、単刀直入に言うと僕がキレました。
いや、キレたというか怒ったというか喝を入れたというかですね。
とにかく甘ったれ根性が抜けない弟に厳しく言って聞かせました。
4日目のブログで「怒らない」ことが教育には大切だということを話しましたが、
やっぱ人間怒るときあるよね。
うん、だって人間だもんね。
弟から今日の報告。
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月18日
相変わらず行動に大きな変化はない。
店に入って「働かせてください」で断られて終わり。
どうしたら働かせて食えれるか聞くとか、
同じ店に何度も頼み込みに行くとか、
そういうこともまるでなし。
やはり「思考」がない。#弟のほぼ文無し旅
それでいて飯と風呂と髭剃りが欲しいから金を送って欲しい、と。
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月18日
さすがにズレてきているので、一喝入れた。
今まで話したことちゃんとわかってる?と聞くと、たいして覚えていないようだ。笑
弟はまだ怒られた時に「怒られた」と認識することしかできていないようだ。#弟のほぼ文無し旅
だってね、毎日毎日ただ漫然と店を回り続け、
なぜダメだったか、どうしたらいいかの思考も相変わらずなし。
1日に回る軒数も10軒やそこら。
いやいや、弟よ。お前はなにしに沖縄に行ったんだ?
俺から金をちょびちょびもらって生きるためか?
っていうか髭剃り唐突だな。飯と風呂と優先順位が同程度ってなんでだよ。
という疑問は飲み込みました。
あまりにも弟に変化がないので、きつめに言って聞かせる必要があると判断し、一喝入れました。
が、それもあまり響いた様子はない。
今までかけてきた言葉も覚えていないようだ。
なんで働かせてもらえないんだっけ?
どうやったら働かせてもらえる?
まず最初に話聞いてもらうためにどうしようか?
相手はなに求めてると思う?
etc...
現状ではなにも考えずに、「店回ってやる気見せなくちゃ。」状態です。
「頑張りを見せるために、頑張る。」というやつですね。無意味です。
「こんな状態ならやってる意味がない。何ヶ月もいたいならこれを続けたらいいけど。俺は最低限生命維持に必要なカネしか出さないよ。」とその日はキツく言いました。
「怒られた」という自分にまつわる事実の認識だけで、こちらが何を伝えようとしているかが全く見えていない。
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月18日
これじゃのれんに腕押し。ぬかに釘。
何を怒っているのか。何が悪かったか。どうするべきだったのか。まで考えられない。
他人の視点に立てていない。#弟のほぼ文無し旅
この日は僕としても手応えのなさを感じた日でした。。。。が、
弟、思考開始。
8日目。喝を入れてから一晩が明け、弟からLINEが来ました。
ようやく「思考」が始まりました。
事実に対して「なぜ」という原因の分析する姿勢が出てきました。
「逆の立場だったら」という他者視点も出てきました。
よかった。昨日の喝入れにも少しは意味があったようです。
分析の精度自体はまだ重要ではありません。
その視点が生まれたことが重要なのです。
たまには厳しくいうことも必要なんだなあと、自分を戒めつつ、
弟のささやかな、でもとても価値のある成長を嬉しく思いました。
そしてすかさず褒めーる。
褒めるは案外皆さん忘れがちですが、受取り手にとっては大きな違いです。
心地よい体験としてあげることで、もう一度同じことをしてみようと思えるのです。
思考したこと、大切なことに気づいたことを褒め、次のステップを提示します。
「してもらう」の特殊性に気づく。
そしてこの日はたまたま沖縄に移住していた友人から連絡が来たそうです。
泊めてあげるのは難しいけど、応援の意味を込めてと、食べ物をわけてくれたそう。
そんな髭気になる?
という疑問はもう一度飲み込みました。
↓そしてなぜこの撮り方にしたんでしょうか。弟はいつも僕に謎をくれます。
しかも、夜は飲みに連れて行ってくれたと喜ぶ弟。
↑ケミカルウォッシュのジャケットを着こなすオシャレ上級者のシュウくんです。
僕には着こなせません。高校からの付き合いだそう。
前日に喝を入れられ凹んでいたのもあり、
かなり優しさが沁みた様子。
「ちゃんと稼いでお礼したい」と言っていました。
大事です。
恩をきちんと感じることができる。
それを返そうという意志を持てる。
僕がこの旅で学んで欲しいと思っていた「社会との関わり方」の中で
とても重要となる感覚だと思います。
誰かに何かしてもらったと認識する力。誰かから受け取っていると実感する力。
そしてそれを誰かに渡したいと思う感覚。
子供のうちは「してもらう」ことが当然という感覚になりがちですからね。
社会の大原則が「交換」であり、「してもらう」はかなり特殊なコミュニケーションであることに気付ける良い機会でした。
大きな成長です。一気に「オトナ」に近づきました。
やっとこの旅の中で前進がありました。
読者の皆さんをやきもきさせてしまったがしれませんが、
本人なりに頑張ってはいるみたいですし、成功の見込みも一応ありそうです。
ご声援よろしくお願いいたします。
ここから先、社会の原則に少し気づけたことと、
思考がちょっとだけできるようになった弟の旅は大きく変わります。
いろんな人と出会い、そのご恩の中で成長します。
お楽しみにです。
余談
祝日法2条によれば、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨である。1948年に制定。
−Wikipediaより引用
だそうです。子どもの人格を重んじるって難しいですよね。
やっぱり長く生きている分、自分の方が正しいと思ってしまう。
だから自然と子どもの発想すらも、
正解、不正解と単一の視点でを評価してしまう。
恐ろしいことです。個性が撲殺されます。
加害者は大人ですから情状酌量の余地もなしで、終身刑です。
善悪の区別はもちろん付けさせなきゃいけませんが、
オトナの発想の枠に収めてしまうのは良くないですね。
僕はできるだけ生徒のアウトプットに対して「いいね!」という言葉は使いません。
よく考えたね!という意味での「いいね」はいいますが、
考えた内容に関して、良いか悪いかの判断は極力下さないません。
なぜなら”僕の価値観で良いかどうか”はあまり重要でないからです。
「面白い!」とか「ほー!!」とか「そう来たか!」とか驚きを伝えつつも、
肯定的な反応をするようにしています。
この方の影響です。
この小学校先生がすごい! 子どもたちのやる気を引き出す数々の仕掛けとは | HRナビ by リクルート
たくさん真似させてもらってます、沼田先生。
(学芸大卒って面白い人が多い印象です。
もう一度大学に行くなら海外の大学か、学芸大が良いなあ。)
ということで、身近に子どもがいる方は、
今日だけでも子どもの自由な発想を肯定してみてください。
鯉のぼらせるよりもよっぽど大事と思います。
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このブログでは、弟が旅の中で成長していく様を、
愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いつ終わるか全然わかりません。
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---放課後教室「studioあお」
イス職人体験も一緒にやってくれたピチピチ女子大生の発案で、
5/19(木)より「YouTuber体験‼︎〜君も今日からヒカキン!?〜」やることになりましたー!
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立命館大学の映像学部とか、他大の映像サークルの人とかね!!あとは立命館大学の映像学部とかね!
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他にも5月はこんなことやる予定ですー。
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体験授業は1回まで無料です。
コンセプトは「個性をそだて、社会にふれる。」そんな教室です。
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京都市上京区一条通御前西入ル3丁目西町72
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弟のほぼ文無し旅 6日目[沖縄] 〜天才か。いや、天然だ。〜
ブログの名前を変えました。
「日々、妄想。」は、新たな事業や、プロジェクトのアイディアの種を生み出し、記録し、発信するために、毎日「妄想」を書こうと思って始めたものでした。
が、更新してるのはほぼ弟の話のみ。ある時、
あれ?これ、妄想じゃなくね?
と気づき、変更を決定。
そして、今の僕の人格形成に最も強い影響を与えた
兄弟、家族に関するタイトルにしようと思いました。
僕には5人の兄弟がおりまして、僕を合わせて6人兄弟。嵐よりも人数が多いです。
上から兄、姉、姉、僕、弟、弟。
そして僕より上の兄弟はみんな既婚。
義兄、義姉、甥っ子姪っ子も合わせたら15人となる大所帯です。
今の「モー娘」よりも人数が多いです。
基本的に家族が多いのは楽しいことです。
が、これであと「妹」がいればコンプリートだったのに。
というよくわからない悔しさを24年間抱いて生きています。
ちゅーことで名前変わったんですが、どうぞよろしくです!
弟のほぼ文無し旅はまだまだ続いております。
本日は6日目。
この旅では、弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
早く弟の金で飲みたいものです。
ではでは、どうぞ。
こびりつく「甘え」
4日目には自分の甘さに気づき、涙を流した弟。
その甘えから脱却する為に日々奮闘中ですが、
一度染み付いた甘え癖っていうのはなかなか抜けたいものですね。
自分ではなんとかしたいと思うのだが、
ふと気が抜けた時に思考が止まっていたり、何も考えずに他人を頼ってしまったり、
前提に「誰かがなんとかしてくれる。」という考えがあり、
それが抜けていないことに悩んでいるようでした。
思考がすぐストップするのもそのせいです。
すぐ「おれが、、、もうちょっと、、、頑張れば、、、」とか、
「うーーん、もうちょっと一生懸命やればよかった。。。」とかとか、
ゴールから逆算してプロセスを引くのではなく、曖昧な精神論から入るのは、
誰かが見てくれていて、最後にはケツを拭いてくれると思っているからです。
弟と連絡が取れた。
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月17日
必死になれないことに悩んでいる。
「家族が助けてくると思ってしまっている。」ということは数日前にわかったのだが、この思考の癖がかなりこびりついているようだ。#弟のほぼ文無し旅
弟の甘え癖はカレーのシミのように抜けません。
落とすためには結構ゴシゴシしなきゃいけない。
ので、弟は今めっちゃゴシゴシされてます。
どれくらいゴシゴシされているかというと、
財布取り上げられて沖縄送り込まれて、毎日野宿するくらい。のゴシゴシ感です。
しかも弟の場合は全身の所々にカレーのシミがあります。一箇所じゃないです。
え。そこも?とか。あ、そんなとこにも?みたいな。
誰かが白い服を着ている弟を囲んで、
360度全方位から勢いよくカレーうどんをすすったとしか考えられません。
グループによる犯行でしょう。
捜索してみると現場からは父と母、
そして僕を含めた5人の兄弟の指紋が発見されました。
我が家は「いい加減にしなさいよ」とか「しょうがないなあ、お前」とか言いながらも
なんでもやってあげてしまう人が多いのです。
特に弟は今でこそマイルドヤンキーですが、
昔はとーっても可愛らしい顔をしていたので(しかも運動もできた)、
みんな甘やかし放題だったのです。
どれくらい甘やかされていたかというと、
中学生の僕が羨ましすぎてグレるくらい甘やかされてました。
外でも人気者だったようです。
バレンタインには毎年僕よりチョコ持って帰ってきてました。
「なんかくれた。」だとぅ。強めにデコピンしちゃうぞぉ。
って思いながら、自分がもらった明らかに義理なチョコを食べてました。
僕の周りには義理堅い女性が多かったのです。
もっと世の中は厳しいぞ弟よ。
(バレンタインなんてまやかしだぞ。チョコ会社の戦略だぞ。)
沖縄で揉まれながら、社会のリアルをそこで少しでも感じておくんなまし。
天才?天然?
僕は時々、弟がわからなくなります。
弟は、今まで勉強してこなかったことと、世の中を知らなすぎることから、
かなりアホな印象がありますが、
基本的に演算能力は高く、割とハイスペックな脳みそを持っています。
お金の計算や図鑑の暗記とか、あとはオセロとか、
ある特定のものに関しては高い能力を発揮し、大人顔負けでした。
小学校上がりたての頃でしょうか、当時大学生の長男もオセロで負けてました。
鳥を見ると、「うわ!▲¥@?#だ‼︎‼︎‼︎ 珍しいね!」とか言い出します。
図鑑が頭に入っているのです。
僕は「ん?ああ、うん、そうだね。珍しいあれだね。うんうん。」と返事します。
鳥はタレか塩かしかわからないのです。
そんな感じで弟は頭は悪くないはずなのです。
というかむしろ天才とかそういう系なんじゃないか、
割と天才の人ってある特定のことはすごいけど、他は全然。
みたいなことあるじゃないですか。
だから弟が、わけのわからない言動をした時に、
これにはもっと深い意味があるんじゃないか。
僕には見えていない何かがあるんではないか。と、考え込んでしまいます。
この日、まともな食事にありつけなくなってから4日目。精神的にも身体的にもかなりハードな状況のはずです。前日はかなり落ち込んでいました。
そんな弟から、カタツムリの写真が送られてきました。
パニックです。
脳天気なのか、ものすごい意味があるのか。
僕には全く判断がつきませんでした。
しかも二枚きました。
どうしよう。。。
画像だから大きさも伝わらないし、必ず画像送ってとは伝えてあるし、、、、
もしも弟が天才だった場合、僕が返答をミスることで、
「こいつバカだな。この写真のメッセージも読み取れないのか。。。」と、
兄の威厳が一気に失われる可能性があります。
考え抜いた末、なんとか返事をひねり出しました。
いや、わかってます。
意味わからない会話なのはわかってます。
でもこれが僕の精一杯でした。
そして弟の返答も同じトーンなので間違いではなかったようです。
後ほど電話で、恐る恐る聞いてみると、
「送る写真がなくて、撮った。」とのことでした。
なんかノリが「ムシャクシャして、やった。」とか言ってる、
若者犯罪者みたいでしたが、とりあえず一件落着。
弟は天才じゃなくて、天然でした。
変な緊張感のある6日目でしたが、
結果的にこの日も働き口ゼロ。
その後は派遣登録をしていいかと、相談がきましたが、
「楽すぎて面白くなさそうだからダメ。」と一蹴。
弟の思考の余地が少なくなるものはすべからくNGです。
6日目レポートは以上です。
7日目、僕がキレます。そこからやっと転換期です。
お楽しみに。ではまた。
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弟のほぼ文無し旅 5日目[沖縄] 〜弟、音信不通。〜
20歳でマイルドヤンキーの弟の「ほぼ文無し旅」が続いております。
自分で考えて、行動して、厳しい環境を乗り越えたという経験を得て欲しい!
そしてその中で世の中との関わり方を学び、やりたいことをみつけて欲しい!
と考え、財布取り上げて沖縄に輸送しました。
なんか吹っ切れた。
【弟が文無し沖縄旅】
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月16日
朝イチで「なんか吹っ切れた」と連絡が。今日は住み込みを重点的に当たりまくるらしい。
「ネットで調べて電話してもいい?」とルール確認をしてきた。
もちろんオーケー。
大切なのは弟が自分で考えて、動いてみて、達成すること。細かいルールなどは重要でないのだ。
本腰入れて仕事を探すために、ネットの使用はOKかと確認が。
もちろん全然オーケー。
というか逆に今まで使ってなかったんかい。
ルール違反になると思ったんでしょうか。
携帯持たせた時点でそんなもんは当たり前に許していたつもりだったのですが、
律儀(?)にも使用を控えていたようだ。
充電もいつでもできるわけではないので、
弟が携帯で使用するのはほぼ電話とメールとLINEだけ。
ネット検索も使わないとなると、おじいちゃんが孫とコミュニケーションとりたくて買ったスマホくらい機能性に無駄が生まれます。
この日は住み込みで働けるお店を検索して、そこにお願いしに行ったようです。
そして、音信不通。
朝の電話後、数回のLINEでのやり取りを最後に、弟からの連絡が途絶えました。
朝8時23分にきたライン以来、夜9時を過ぎても連絡が帰ってこない。
今まで即レスが基本でしたので、正直ちょっと焦りました。
男とはいえ、沖縄とはいえ、宿もなしに知らない土地を放浪しているわけですから、
危険な目にあう可能性はゼロとは言えません。
弟と連絡がつかない。
既読もつかない。
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月16日
電話はコール音はなる。逆に怖い。
大丈夫だろうか。
心配になってきた。#弟が文無し沖縄旅
午後9時30分の時点で消防署に連絡をし、救急車の搬送履歴を確認してもらいました。
でもまあ、よくよく考えたら20歳の弟(しかもマイルドヤンキー)が
1日連絡つかないくらいで消防署に連絡するのもちょっと変な感じしますよね。
消防士さんは、最初親身になって聞いてくれてたんですが、
弟が20歳ということが分かった途端に塩対応でした。
さっきも電話が繋がらなくて、那覇消防署に救急車の搬送履歴を調べてもらった。
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月16日
僕「弟と連絡つかなくて」
消「至急調べます。最後の連絡はいつですか?」
僕「今朝が最後です」
消「弟さんはおいくつですか」
僕「20歳です」
消「(気持ちわりーなこの兄弟)」
多分。#弟の文無し沖縄旅
多分、いや確実にこう思われてました。
沖縄弁での塩対応は新鮮でした。
ほんで、このすぐ後に弟から電話が。
「ごめん、トイレに忘れてたあ。」と弟。
いや、落としてる時間長くね?
もう落としてるっていうか置いてたよね。
午後3時15分の時点ですでに手元にないはずだから、
約6時間手放していたことになるはず。
こいつ本当すごいな。
というか盗られなかったのがすごいわ。
沖縄いいとこだなおい、住みたいわ。
でもゴーヤが苦手だわ。文字通り苦いわ。見た目もグロすぎだわ。
まあ、つまり何でもなかったという話なんですが、
ここまでの4日間で弟の天然具合を再確認し、
僕がちょっとビビり出してるってことはわかりました。
消防士さんマジですんませんでした。
入り口でウロウロ。
3日目に弟は困難にぶつかっていることを認識し、やっと思考への入り口に立ちました。
「自分で考えて、行動して、厳しい環境を乗り越えたという経験を得て欲しい!」
が目的です。
「吹っ切れた」と言ってた割には前進がないようだ。
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月16日
今日は十数軒の店を回って、全て断られておめおめと帰ったそうな。
やっぱり「なぜダメか」「どうすればうまく行くか」という思考能力が著しく弱い。
これは一ヶ月くらいの長丁場になるかもなー。#弟が文無し沖縄旅
特に失敗の中から学ぶ姿勢が弱い。
断られたという事実に対して分析的思考が働かない。
当初は2週間くらいで帰ってくるイメージだったのだが、
これが続くようであれば結構な長丁場になるなあと、思ったり。
思考への入り口に立ったはいいけど、
入り口あたりでウロウロしている感じです。
まだまだこれからですね。
ただ弟は弟で、思ったよりも全然うまくいかないことで、
自分へのがっかり感が募り、空腹で万全とは言えない体調のせいもありかなり弱気に。笑
昨日UFJで送った2000円。手数料がかかるから1000円しかおろせなかったそうな。笑
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月16日
今日はなんとかシャワーを浴びて、飯を食って寝たいらしく、1日食事も我慢していたようだ。
泣きそうな弱った声を聞いて、予定通り!という気持ちと、ちょっと可哀想な気持ちが。#弟が文無し沖縄旅
その上お金も下ろしきれなかったものだから、かなり凹んでました。笑
ただ、ここで甘やかしてはいけないなあと、改めて旅の目的を考え直します。
予定通りではあるんです。一応ね。一応。
でもここで甘くすると台無し。
— 川村哲也 (@Tetsu_studioao) 2016年4月16日
「やっぱり自分じゃできなかった」と、自分への不信感へ繋がってしまう。
つかず離れず、見守るのだ。
手を差し伸べずに、信じる。
「出来ると思ってる。がんばれ。」というメッセージだけ伝える。
ただこれが非常に難しい。#弟の文無し沖縄旅
いいこと言ってるなあ、僕。
「Yes, We Can‼︎」とほぼ同じ意味ですからね。
オバマさんとは仲良くできそうです。
でもまあ、「できると思ってるから、やってるんだよ」という言葉は、
何だかうまくいかないなあという時に心の支えになるものです。
毎回電話の終わりにこれを言うんですが、その度弟は、
「ありがとうございます!!(低めの大声)」
と、体育会系のノリを丸出しにしてきます。
スイッチそこ?
て感じですが、割と嫌いじゃないです。
この日は紙とペンを買って、これから毎日振り返りを文字に起こす事だけを約束。
事実を記録することで、失敗からも学ぶ機会が増えるのでは!思考の整理も同時に行えるのでは!というところからの追加ルールです。
この決定が2周間目以降の展開を大きく変えることに。。。
ではでは、6日目もお楽しみに。
以下はこの日、弟から来た意味わからん画像シリーズです。
ただ「写真を送って」とだけいうと、説明もなしに淡々とこんな写真が送られてきます。
ん?誰?
いや、どこ?
うん。だから?
これらを僕はどういう気持ちで見てたらいいんだろう。
といつも頭を悩ませます。
以上ですー。では、またまた。
ーーーーーーー
このブログでは、弟が旅の中で成長していく様を、
愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いつ終わるか全然わかりません。
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>追記
教室のオープンイベントでバタバタしており、 1日飛びました。
木工のイス作りをやったんですが、
なかなか盛況で大変喜ばしい限りです。生徒ジャンジャン入れー。
↑こんな感じでした。詳細な様子はこちらからどうぞ。
5月はこんなことやる予定ですー。
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※イス職人体験のような1日のイベントではなく、毎日少しずつプログラムを進めていきます。
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弟のほぼ文無し旅 4日目[沖縄] 〜20歳マイルドヤンキー、泣く。〜
先に言っときますが、これ長いっす、めっちゃ。あしからず。
本日4/27は弟の誕生日です。
弟は4/12に沖縄に降り立ち、そこから今も沖縄をほぼ文無しで旅してます。
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
※逆に言うと稼ぐまで帰ってこれません。
弟は本日21歳になりました。
21歳の誕生日って20歳の誕生日より大人になった感じありますよね。
結構感慨深かったのを覚えています。
「あ、今日から本当に大人だ。。。」みたいな。
さあさあ、誕生日と知ったからには、
みなさんからも弟にプレゼントをあげてくださいな。
と、いうことで弟へのメッセージをゆる〜く募集します。
スタートから2週間経って、だいぶ成長した感じはしますが、
アルバイト経験も薄く、バスケ以外してこなかった弟にとって、
「働く」ということの理解や、社会との関わり方、
世の中に関する知識がまだまだ足りないと感じています。
人間的にもまだまだ甘い!
そんな甘ったれた21歳のマイルドヤンキーに是非ともアドバイスなどなどお願いしますー。
この旅についてでも、これからの人生についてでも、
割となんでもいいので叱咤激励でもアドバイスでもください。
弟に向けたメッセージであればなんでも受け付けます。
さっきTwitterで募集したら「ヒッチハイクおすすめだよ!」とか、「野宿の時この音楽がいいですよ〜」とかそんなんいただきました。つまり、なんでもありです。
僕からは「日サロにお金使うのもったいなくない?」というアドバイス。
というか、もはや質問を送ろうと思います。
そういう感じでいいんで、よかったらメッセージくださいな。
よりタイムリーな弟の状況は、
Twitterで #弟のほぼ文無し旅 #沖縄 でまとめて読むか、
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Facebookやはてなブログのコメント欄、
Twitterのリプライ、個別連絡などなど、なんでも受け付けますー。
そのまんま弟に送りますわ。
※弟も僕もガラスのハートなんで、誹謗中傷だけはご勘弁をー。
それでは4日目のレポートです。
今日は7人に話しかけたけど、、、
ほぼ文無し旅も4日目に突入しました。
1日目は旅人酒場で出会った方(農業のSさん)に世話になり、
風呂までおごってもらったようだが、その後は空振り続き、
仕事も決まらず、本日で野宿が2連続です。(野宿というかマクドですナルドですが。)
お金もほぼ底を尽いているし、この先のことを考えると危機感マックスのはず。
と思いましたが、4日目の報告を聞いてみると
「今日はお店も合わせて7人くらいに話しかけたけど、、、ダメだったわ。。。」
そうか・・・・・。ん?おい、ちょっと待て。7人てどういうこと。
1日でたった7人て何で?
単純計算で10時から21時まで活動してたとして、一人約1.5時間かかってる。
え?面接か打ち合わせかなんか?
今日は7人と面接か打ち合わせをしたってこと?
エース社員ってこと?売れっ子人事ってこと?
聞いてみると普通に話しかけたのが7人ぽっちという話でした。
一人当たりの会話時間も10分いってるのかなって感じ。
明日からお金ほぼゼロで、宿無し2日目。
風呂も洗濯もできてなくて、
満足に飯も食えてないって状態なのになぜ危機感マックスじゃないのだ弟よ。
弟が危機感マックスじゃない代わりに、
こっちが内心「マッドマックス怒りのデス・ロード状態」でした。
電話越しで常にV8お祈りポーズでした。
本当に本当に本気であれば100人は声かけるでしょう。
いや、100人は無理でも50人はかけるでしょう。
いや、というかせめて二桁行こうよ。
弟がなぜか余裕を持ってしまっていることが伺えます。
他の時間何してたの?
と聞くと、「休んでた。。。」と弟。
僕「・・・・・・・。」
後ほど「ここで休んだ。」と写真が送られてきました。
いや、場所はどうでもいい。
↑第一休憩ポイント「パチンコ屋のソファ」。
「いや、パチンコしてたわけじゃないよ?Wi-Fiがあってさ。」と弟。
うん、さすがにこの状況でパチンコしてたら引くわ。
↑第二休憩ポイント「なんか気持ち悪い木の下」。
「蚊がめっちゃいて痒かった」と弟。
いや、蚊どころじゃないよくわからん昆虫たくさんいそう。
「怒る」とアホになる。
僕はもうこの時点で「はあ?」って感じです。
人の金で言ってんのに7人って何?なんか「7」にジンクスでもあんの?
ラッキーセブン?北斗七星?セブンイレブンいい気分?ってな気分でした。
ただ、怒りはしません。僕は出来る限り「怒る」ことはしません。
「怒る」というのは、怒られることによる「不快感」や「恐怖」と、
その「行動」を脳内で無理やり結びつけさせ、
反射的な拒絶を起こさせることなんですね。
(諸説あるだろうけど僕はこれを信じている)
なので「怒る」と、それがなぜダメか。何がいけないか。
という「理解」のステップが欠如します。
つまりアホになります。
例えば
子供が勝手に仕事のスマホを触った。
↓
おもっくそ怒る。泣かす。
↓
なんかよくわからんけどスマホ触ると怖いことが起こる。
↓
一生ガラケー。
僕の中で「怒る」っていうのはこんなイメージ。犬のしつけとかに近い感じ。
「怒られた恐怖」と「スマホ」がセットで記憶されるから、
よくわからんけどなんか嫌だなーってなる。
アホです。
スマホを触るのがダメなんじゃなくて、
他人の"仕事道具"をいじるのがダメなんです。
本質を理解していればわかるはずです。
その子はスマホで得られたであろうメリットを、
一生ただ一つも享受できなくなるという機会損失が起きます。それは不幸です。
だから、僕は極力怒りません。
「それはまずいよ」という事実を伝えた後に、
「なぜそれがまずいか」という理由を伝えてあげます。
そしてそれを続けるとどうなるか。
なぜその行動に至ってしまったか。を自分で気付かせます。
「怒る」よりも時間がかかるコミュニケーションですが、
本人の納得度が高ければ高いほど勝手に応用が生まれます。
”仕事用”のスマホが触っちゃダメなことを理解している子どもは、
"仕事用"のパソコンも触っちゃダメなことがわかるはずです。
あらまあなんて賢いんでしょう。
というか、「怒り」は沸くものなのでしょうがないけど、
そのまま「怒る」のって誰でも出来るよねって話です。
それは「感情の発散」であって「教育」ではないよね。という話です。
まあ、数日後のブログで怒りますけどね。僕。
まあ、人間だからあるよねそういうの。うんうん。
20歳マイルドヤンキー、泣く。
と、いうことでこの日は怒ることはせずに、じっくりゆっくり話しました。
「結果を出そうという意思を持たずに、ただ漫然と行動している現状がまずい。」
という事実を伝え、
「なぜならお前は文無しだから。現状収入源がないから。普通にしてたら死ぬはずだから。」
という理由を懇々と伝えました。
そしてこれを続けていくと、
常に僕からちょっとずつお金を送ってもらって生きることになり、
よくわからないエンドレス貧困野宿旅@沖縄になってしまうということに気付かせ、
そしてこの危機的状況でなぜ必死になれないかは、
「僕や母親に対する甘え」からきているという原因まで自分でたどり着かせました。
結果約1時間話しましたが、
最後は自分の口から「今のままじゃ甘すぎる」と。
なんとなく最後は僕か母が助けてくれると思っていたようです。
まあ、今まで常に無意識的に誰かに頼って生きてきてるからね。しゃーないといえば、しゃーない。
でも今回の旅では僕は生命維持程度にしかお金を出しません。
親からの援助も届かないようキャッシュカードも通帳も預かっています。
ただ、「自分が甘えていること」に自分で気づいたのは素晴らしい。
そしてそれを自分で認めたのがワンダフル。
時間をかけてでも自分自身で見つけさせることで、より強い学びとなります。
話しながら弟、泣いてました。笑
久々に泣いてるところ見ました。(見えてないけど)
昼間行った店でも厳しいことを言われたり、
罵られたりもあったようで、色々と悔しかったんでしょう。
さあ、大切なことに気づいたところで、
さすがに約3日間食わず、風呂も入らずが続いたのと、
水代もないようだったので2000円振り込みました。
リフレッシュして頑張れ。
にしても見事に苦労している様子を見て、
なんとかうまいこと成功体験までをデザインせねば、
とこちらもふんどしを締め直しました。
以上、4日目でした。
早く一緒に飲みたいなあ。
とりあえず誕生日おめでとう、弟。
↑朝までガンガン飲んで〆のラーメン@新橋
このあと全部吐いたそうです。
>追記
「放課後教室 studioあお」オープン!!
弟の21歳の誕生日と日を同じくして、
僕が新しく始める事業「放課後教室 studioあお」がオープンしますー!
こちらも合わせてよろしくお願い致します。
キャッチコピーは、
「宿題を終わらせて、シャカイにふれよう。」とか、
「個性をそだて、社会にふれる。」とか、
「学校にも、家庭にも、塾にもない学び」とか、
現在そんな感じですが、「全部ビミョ〜〜〜」と思ってます。
なんか全部ちょっとずつ違う。
根幹にある僕の想いは「成功体験を積んでほしい。」それだけです。
自分で考えて、行動して、何かを乗り越えたという経験を得て欲しい!
そしてその中で世の中との関わり方を学び、やりたいことをみつけて欲しい!
この「弟のほぼ文無し旅」で弟に期待していることと全く同じです。
成功体験とその過程で手に入るものが、
一人一人がよりオリジナルな未来を描くために最も重要な要素だと思っています。
もし他の人たちと違う選択をしたいと思った時に、
「自分が選択して行動して乗り越えた」
という経験、そして自信があれば一歩踏み出せると思うのです。
よくわからんレールに依存しなくなる。
本当の意味で自分だけの人生を歩めるようになる。僕はそう信じています。
そしてそんな僕がやっている教室です。つまり普通の学習塾と全然ちゃいます。
じゃあ、どんなんなんって言うやろけど、
今Webサイトしこしこ改修してるからちょっと待って!!
そして体験授業もやっと明日からなので、まだ生徒さんがゼロですー。
助けてー。
4/28(木)体験授業「椅子作り」も、あと5人くらいはいけるんじゃないかと思いますー。
来てー。
※生徒に文無し旅をさせたりすることはありませんのでご安心を。
これは弟用のプログラムです。
放課後教室「studioあお」
〒602-8374
京都市上京区一条通御前西入ル3丁目西町72
お問い合わせ:http://studio-ao.school
Mail:kawamura_tetsuya@studio-ao.school
▼4/28(木)「椅子作り体験」お申込みフォームはこち
http://goo.gl/forms/2JN1Nr0d8U
▼面談・ご相談のお申し込みフォームはこちら
http://goo.gl/forms/VlnkFXO2dK
弟のほぼ文無し旅 3日目[沖縄] 〜こいつもしかしたら大物かもしれない。。。〜
自分で考えて、行動して、厳しい環境を乗り越えたという経験を得て欲しい!
そしてその中で世の中との関わり方を学び、やりたいことをみつけて欲しい!
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
絶望の淵から一夜。弟のテンションは、、、
もしかしたらいけるかも。
思考への入り口。
「自分で考えて、行動して、厳しい環境を乗り越えたという経験を得て欲しい!」
という原因の分析の宿題だけを残して電話を切りました。
やっぱり大物かもしれない。
僕はここで一つの可能性を考えました。
もしかしたら、捉え方のスケールが違うのかもしれない。
僕には見えない未来が見えてるんじゃないか。
オリンピックのそのまた先の経済がすでに見えているんじゃないか。
火星の別荘の間取りすらもすでに頭にあるんじゃないだろうか。
ゆえに30年後に自分は株で1億当てるから今文無しだけどむしろ富裕層である。
とか、そういう夢想的な考えをしているのかもしれない。
広大な宇宙を見渡してごらんなさい。
この広い宇宙の数ある一つ、青い地球の広い世界の、小さな島のちっぽけな存在です。
今の悩みなんてくだらない。もっと前向きに、
目の前のことにありがたみを感じながら、豊かな心で生きていこうよ。
ーーーーーーー
このブログでは、弟が旅の中で成長していく様を、
愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いつ終わるか全然わかりません。
リアルタイムの実況中継はTwitterの僕のアカウントにて行っております。
#弟のほぼ文無し旅 #沖縄 でまとめて読むか、
もしくは、僕のTwitterアカウントをフォローしてください。
>追記
4/27(水)から新しく放課後教室なるものを始めます。
こちらもあわせてよろしくお願い致します。
コンセプトは「個性をそだて、社会にふれる。」そんな教室です。
※生徒に文無し旅をさせたりはしませんのでご安心を。
これは弟限定のプログラムです。
放課後教室「studioあお」
〒602-8374
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弟のほぼ文無し旅 2日目[沖縄] 〜酒×朝方の約束は避けよ、の学び〜
自分で考えて、行動して、厳しい環境を乗り越えたという経験を得て欲しい!
そしてその中で世の中との関わり方を学び、やりたいことをみつけて欲しい!
皆さんからの反応が嬉しくてついつい3日連続の更新です。
こんなマメなのは僕らしくない。明日は絶対書かないぞ。
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
働くところ見つかったかも!
明るい性格ではありますが、いかんせん内弁慶といいますか、
思ったよりもコミュニケーションを円滑にとれてる感じに感心しました。
酒の席での約束。
が!!!
Sさんありがとうございました!!!!
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コンセプトは「個性をそだて、社会にふれる。」そんな教室です。
※生徒に文無し旅をさせたりはしませんのでご安心を。
これは弟限定のプログラムです。
放課後教室「studioあお」
〒602-8374
京都市上京区一条通御前西入ル3丁目西町72
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弟のほぼ文無し旅 1日目[沖縄]
弟が今、沖縄でほぼ文無し旅をしています。
本人の意向と、我が家の最高意思決定機関「家族議会」で弟の大学中退が可決され、
晴れて今月から弟は自由の身(ニート)です。
特別やりたいことがないのであれば、引越し資金をバイトで貯め次第、
北海道の実家に帰る。という条約が締結されました。
我が家の憲法ではやりたいことや、学習意欲があれば、
22歳まで(僕は浪人したので23歳まででしたが)学費生活費の面倒を見てくれます。
が、弟は大学も辞め、今の所やりたいことも、学習意欲もないので、
基本的に扶養対象外です。
子どもの進学や、やりたいことは応援するが、ある一定のところで区切りをつける。
というのが我が家の暗黙のルール。
だらだらとスネを囓ることはできないようになっています。
まあそんな状況の中、
せっかく「引越し資金を貯め次第」という緩いルールにしてもらったのに、
さっさと引越し資金貯めて北海道に帰るのは馬鹿らしい。
せっかく執行猶予があるのなら、その間になんか面白いことやらせよう。
そう思って僕は弟に「ほぼ文無し旅」の話を持ち出しました。
「お金持たないで旅に行ったらおもしろいんじゃない?片道チケットだけ買ってやるから。沖縄とかなら言葉通じるしさ。それ俺がブログにするわ!あ、これおもろい!やろう!」って言ったら、
「う〜んそうだな〜〜〜。よし。行くわ!」という、
わかってんのかわかってないのかよくわからないけど、
割とやる気のある承諾で決まりました。
旅の本旨としては、
弟に自分で考えて、行動して、厳しい環境を乗り越えたという経験を得て欲しい。
そしてその中で世の中との関わり方を学んだり、やりたいことを見つけたりして欲しい。
と考え、片道分のチケットだけ持たせて沖縄にほぼ文無しで送りました。
(訳:甘ったれた弟に意地悪してやりたいなあと思って、財布取り上げて沖縄に送り込みました。)
「ほぼ文無し旅」のルール。
沖縄へ出発する前に京都に前乗りさせて、旅のルールを決めました。
京都行きの夜行バス(23時発)に寝坊しそうになったり、
暑い場所に行くというのに何故かツイードのリュックを背負ってきたりと、
意味不明な点は多かったですが、この程度は慣れたもんです。
弟は天然が入っているのです。20年近くも熟成させた天然ボケです。
大変希少価値が高くなっております。貴重です。
↑行き先沖縄なのに何故かツイードのリュックで来る、
そんな浮世離れした弟です。業界ではクリエイティブとも言います。
弟と決めたルールはこちら。
・帰りの飛行機代+俺との飲み代を稼いだら帰ってきてよし
・毎日誰かに声をかける
・出会った人とは必ず写真を撮る
・毎日電話でその日の報告を上げる
です。
・犯罪行為はダメ。
・生きるのに最低限必要だと僕が判断した場合は、お金を必要な分だけ送る。
というのも念のため決めておきました。
持ち物は前回のブログに書きましたが、
・携帯電話(毎日の報告用)
・キャッシュカード(基本残高0円。どうしても必要な時用)
・その他Tシャツなどの着替え
で行きました。
↑出発直前。空港から那覇市への移動費と、初日の飲み屋代、
後は脱水症状対策の水代として3000円だけ渡しました。
沖縄に到着しました。
直前は一緒になか卯でうどんを食べて弟は出発。
無事、沖縄の土を踏みました。
弟が最初に向かったのは、月光荘という沖縄の旅人酒場 兼 宿泊施設。
旅人酒場ですから、初対面で話しかける、話しかけられるに抵抗がある人は
多くなかったようで、比較的スムーズに話ができた模様。
朝まで粘ってたくさんの人に話しかけたそうな。
「兄と約束したから」と、本当によくわからない理由でほぼ無一文で来た弟を
みなさん快く受け入れてくれたようです。
生き別れの兄弟の最後の約束のようなセリフですが、
普通に飯食いながら軽いノリで決めました。
「写真送って!」というと、こちらの写真が送られてきました。
いや、ちょっと待て。なんの意味があるんだこのボケボケ写真。
どこまでが人でどこまでが壁の模様かもわからんわ。
ブログ用に使うとは伝えてあるのに、なぜこの写真でいける。と思ったのかは帰ってきてからじっくり聞こうと思います。
改めて写真を求めると今度はちゃんとしたものが。
これも決して上手いとは言えないけど、一番まともな写真でした。
月光荘沖縄はこんな感じの場所です。
いやいや、それにしても旅人酒場っていきなりピンポイントでいいところ行きすぎだろ。
それ、旅慣れしてる人の選択じゃね?
と思った方が1億3000万人くらいいるかもしれませんが、
こちら京都で入れ知恵されました。
こちらの月光荘さんは京都にも店舗があるので、割と有名なのです。
弟自身は一人での旅経験はゼロ。完全なるビギナーです。
ヒヨコで言うと孵化したてで、まだ羽毛がベチャベチャで可愛くない感じの時です。
初めて目にしたものを親と勘違いして生涯追いかけるレベルです。
それくらいビギナーなのです。
だがしかし、朝方のLINEには、「農業の仕事もらえるかも!」と連絡が。
「あらあら。これはちょっとイージーすぎたかな。。。」
と少し反省しつつ、同時に来た金の無心を厳しく突っ撥ねます。
死なない程度にお金は送りますが、
困った時にまず僕を頼っているようじゃ「ほぼ文無し旅」の意味がありません。
厳しく突き放します。
(厳しい言い方は敢えてです。僕は普段はとても優しくてマイルドでスウィートな男です。)
まあ、働き口を紹介してくれる人に出会えたようなので、
ここから実際に働く中で、何かしら困難が訪れて、
それをなんとか乗り越えるという経験があればそれでいいか。と思ってました。
そして、なにはともあれ初対面の人から仕事をもらえるように話をつけたというのは、
大きな成功体験の一つ。
なかなかやるじゃないか、と電話で褒め讃えました。
まあ、この話も続きがありそんな簡単に仕事が見つかるわけないんですけどね。
それはまた「弟のほぼ文無し旅 2日目」のブログで。
2日目以降しばらく面白いです。
ーーーーーーー
このブログでは、弟が旅の中で成長していく様を、
愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いつ終わるか全然わかりません。
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4/27(水)から新しく放課後教室なるものを始めます。
こちらもあわせてよろしくお願い致します。
※生徒に文無し旅をさせたりはしませんのでご安心を。
これは身内限定のプログラムです。
放課後教室「studioあお」
〒602-8374
京都市上京区一条通御前西入ル3丁目西町72
お問い合わせ:http://studio-ao.school
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▼4/28(木)「椅子作り体験」お申込みフォームはこち
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