6人兄弟、15人家族。

社会人2年目、京都市民のブログ。思いついたことや、やってることをダラダラと書きます。「嵐」より兄弟が多く、「モー娘」よりも家族が多いです。ちなみに次男で上から4番目です。

弟のほぼ文無し旅 9日目[沖縄] 〜③おじさんが"今夜はタダでは帰さない状態”になった話。〜

ほんのちょーーーーっとだけスキンシップが多めのおじさんに、
太ももを触られながら映画「沖縄を変えた男」を見た弟。
映画がおもしろかったらしく、それはよかったのですが、
そもそもなぜ自分はおじさんに太ももを撫でられながら、映画を見ているんだろう。
という疑問がわかない弟の感覚には不安を覚えます。

第3編は映画が終わった、そのあとのことです。
18時を回って日が落ちてきました。ここからはオトナの時間。。。。
弟の天然がまた炸裂するのですが、
天然な人ってこういう感じで身の危険にさらされること多そう。。。
世の天然ボケ民のみなさんは要チェックです。

▼前回記事はこちらから

tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com

9日目のクライマックスです。
どうぞ。

 

 

弟「ホテル行こうってどういう意味?」

弟は銭湯でたまたま知り合った"ちょっと変わったおじさん"に、
太ももを撫でる権利をおじさんに与える対価として、
お昼ご飯をおごってもらい、
映画を奢ってもらいました。

働かざるもの食うべからず。
弟は太ももを触られるという仕事を手に入れたわけです。
(良い子は真似しないでください。)

まあまあまあ上記は冗談として、「嫌な思いをしている」というのはもちろん伝わってきましたが、最低限の警戒さえしていれば問題ないことが電話でも伝わってきたので、好きにさせてみました。
可能な限り弟が自分の意思で、自分で考えて選ばせるというのがこの旅のルールであり、最も大切なポイントです。

体格も別に小さくないですし、なにせこういう性格なやつですから、
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特に心配はしてませんでした。
むしろおじさんが心配でした。ぶん殴っちゃダメです。

 

映画が見終わったという連絡も来たので、一応様子を確認しとくか。と、電話をかけたんですが、それがものすごいファインプレーでした。
ここで電話をかけなかったらどうなっていたことか。。。

 

僕「おす。映画よかった?」

弟「うん、すごいよかったよ!感動した。太もも触れらたけど。」

僕「うん、貴重な体験だね。その後どうなった?」

弟「うん、今おじさんトイレいってるんだけど、さっきホテル行かないか?って言われて」

僕「へー、そっか。ホテルね、うん。。。。。。エ??

弟「なんか休ませてくれるって。これってどういう意味かな?やばい?」

僕「うん、やばい。どれくらいやばいかというと全身に蜂蜜塗って、森で一晩寝るくらいやばい。

弟「まじか。虫めっちゃくるじゃん。やばいね。」

僕「そうだろう。それくらいやばいんだ。肉のドレス着てサバンナにお出かけするくらいやばい。つまり、ほぼ間違いなく、喰われる。

弟「まじか。とりあえず逃げるわ。」(ダッシュ)

なんとか弟はことなきを得ました。
それにしても、弟の危機察知能力がここまで低いとは思いませんでした。
先輩男子に騙される新入生女子みたいな状況になってました。
「うちで一緒にレポートしようよ。大丈夫、何もしないから。」状態です。

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この件を経て、僕はいわゆる「天然」な人を、もっと人類みんなで守っていかなければいけないんじゃないかと思いました。
"サトラレ"と同じくらい丁重に守るべきです。政府は可及的速やかに"天然ボケ保護法案"を制定すべきです。
世の天然女子(男子も)の皆さんは本当に気をつけてくださいね。気がついたら危ない状況に陥っているということがこれからあるかもしれません。
特に年頃の男が喋っているのは日本語によく似たオオカミ語ですから。
ニュアンスや状況も含めて受け取って、ちゃんと毎回翻訳し
ましょう。

何もしないからうちにおいでよ。 → ハッハッハー!食べちゃうぞー!がおー!

おしゃれな飲み屋さん見つけたから行こうよ。 → 口説かせろー!フハハー!

スタイルいいですよね。 → ボンッキュッボーン!ヒュー!

AKBにいそうだね。 → どう褒めたらいいかわからなーい!助けてー!

スカーレットヨハンソンに似てるね。 → 顔思い出せないけどなー!ハッハー!

 

こんな感じです。もう少し細かいレクチャーをして欲しい方は僕に言ってください。
二人きりでゆっくり教えます。あ、もちろん何もしないですよ。

 

 

かくして弟は、おじさんとお別れし、またまた一人働き口を探す旅に戻りました。
いやあ、それにしても突然おじさんが「今夜はタダでは帰さない状態」になるとは思っていませんでしたから。少し焦りました。
満月だったんでしょうか。

 

もちろんベースはいい人なんでしょうが、合意なしのボディタッチと、ホテルへの誘いは頂けません。
今後、連絡が来ても会うのは控えるように言っておきました。

 

 

覚えることが少ない簡単な仕事を狙う! 

その夜からはターゲットを絞って店を回ってみると弟。
超短期で働こうと思った時に、覚えるまでに時間がかかる難しい仕事は、即戦力になれないのでなかなかオーケーしてもらえないんじゃないか!と考えたそうです。
いいですね。思考があります。

そこで弟が選んだ業態はBAR。

 

・・・いや、本当BAR関係の方すみません。。。。帰ってきた暁にはきちんとジャーマンスープレックスきめておきますのでお許しください。

僕も学生の時にBARで数年働いていたのでわかりますが、
簡単な仕事じゃありません。
めっちゃむずいです。
覚えることごまんとあります。

ただ、悲しいかな。弟は全然ものを知らないのです。
弟にBARに絞って狙う理由を聞いてみると、

「だってお酒を注ぐだけだから覚えやすいかなって」

料理をすることが少ない分、すぐにできると思ったらしいです。

無数のお酒の種類やその組み合わせを覚えることや、幅広い年代の人と話すトークの技術を磨くこと、は弟の中ではBARスタッフの仕事ではないようです。

そんな大いなる勘違いを抱きつつ、BARを探して夜の街へ。
ここでものすごくいい出会いが生まれます!!!
が、それは日付が変わってからなので10日目の記事でにしましょう。

これがまたいい話なんですよ〜!
男のロマンがあるというか。アツい人情の話です。

▼こちらからどうぞ。

tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com

是非是非見てくださいな。ではまた。

 

 

 

弟のほぼ文無し旅 [沖縄]
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この旅では、弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。

僕は毎日弟と連絡を取っており、
記録したその内容をここで愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いわば弟の成長記録です。いつ終わるか全然わかりません。 

リアルタイムの実況中継はTwitterの僕のアカウントにて行っております。
#弟のほぼ文無し旅  #沖縄 でまとめて読むか、
もしくは、僕のTwitterアカウントをフォローしてください。 

 

▼こちらは僕の職場ですー。僕は京都で教育事業を手掛けております。
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