6人兄弟、15人家族。

社会人2年目、京都市民のブログ。思いついたことや、やってることをダラダラと書きます。「嵐」より兄弟が多く、「モー娘」よりも家族が多いです。ちなみに次男で上から4番目です。

プログラミングは子どもに夢を見せるか?〜2020年プログラミング必修化に向けて〜

「studioあお」というのは、私のやっている京都市上京区にあるワンルームの小さい教室のことなんですが、実はそれとは別に、他塾と共同でプログラミング教室もやっています。

教室のことは最後に詳しく書くとして、
今日の記事はプログラミング教育が今なぜ必要なのか?
について書きたいと思います。先に結論を言ってしまいますと、
①プログラミングは子どもの夢を育てる
②将来的に日本でプログラミング人材が不足する
という2つのポイントからです。

この話は前回記事と同じく、2020年からの小学校でのプログラミング必修化などの教育改革が強く関わってくるのですが、
そんなことよりもなによりも。まずはみなさんに
プログラミングの世界がいかに夢に溢れているか
という話をさせてください。

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プログラミングは、夢を育てるツール。

 

「プログラミング」という言葉にみなさんがどんなイメージを持っているかはわかりませんが、僕にとってのプログラミングの世界は、とっても夢に溢れたものです

プログラミングって、ただただパソコンをカタカタ鳴らす、なんだか地味〜な行為のような気がしますが、実際は
こんなものがあったら便利なのにな…。とか、
あの人のためにこんなものを作ってあげたい!だとか、
そういう夢とか願いみたいなものを実現できちゃう、
とっても壮大で魅力的なものなんです。

 

プログラミングというのは具体的にいうと
「コンピューターに専用のコトバを使って指示を与える行為」
の事を指します。
その指示をたくさん組み合わせることで、アプリとか、ゲームが出来上がるわけなんですが、いかんせんコンピューターには日本語が通じず、特殊なコトバで話しかけたときしか反応してくれません。その特殊なコトバというのが"プログラミング言語"と言われるものです。
”プログラミングを学ぶ”というのは、そのコンピューターと話すためのコトバを学ぶことを言います。"英語を学ぶ"と似たようなものだと思ってください。
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今、みなさんのスマホの中にあるアプリは、全て誰かが「こういうアプリを作るぞ!」と決めて、プログラミングしたことによって出来上がっています。
LINEやFacebookというアプリは「もっと気軽に連絡取りたい!」という願いがプログラミングによって仕組み化したものですよね。
マリオもポケモン任天堂の人が「こういうゲームあったら面白い!」と思ってそれをプログラミングしたことによって作られました。 

 

アイディアが生まれたら、あとはパソコンさえあればいいんです。この”アイディア”と”その実現”の接続がしやすいところが、プログラミングの魅力だと思います。日常的に"思ったことが実現する感覚"を体感させることには、子どもの夢を育てる力があると思っています。

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情報過多の今の時代において、子どもたちが「知らないから想像する」ということは大幅に減りました。大体のことは検索すれば出てきます。
これからはプログラミングのような夢が実現する可能性を広げるツールを活かして
「デキるから想像する」時代
になって行くと思うし、それを促進すべきだと思います。
ということで、僕はプログラミング必修化に大賛成です。

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僕は最近友達が少なくて困っていたので、
「元気付けてくれる友達が欲しい!」という願いを実際にプログラミングで実現しました。

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結果、寂しさが3割り増しになりましたけど。

 

 

 

IT人材が足りない!2020年に"プログラミング"が小学校で必修化します。

まだ公式に「決定」はしてはいないんですが、プログラミング教育が2020年に小学校で必修化しそうです。2021年に中学、2022年に高校でも必修化していく予定です。

resemom.jp

 

 これがなぜかというと、
未来の日本の圧倒的なIT人材不足
がすでに見えているからです。
人工知能の産業への活用や、業務のロボット化など、これから先はありとあらゆるものにIT(コンピューター)が絡んで行きます。そうすると、それを作ったり、制御をしていく「IT人材」という種類の人たちが、どんどん日本に足りなくなっていきます。ちょっと調べたら、このまま行くと2030年にはIT人材が78.9万人足りなくなるらしいです。

 

いや、深刻すぎでしょう…。
78.9万人て福井県の総人口くらいですからね。
早急に福井県をIT大国化すべきです。メガネ作ってる場合じゃありません。

 


この状況をなんとか解決するべく、検討されているのが小中高校でプログラミング教育の必修化です。

必修化の意味するところは、
"プログラミング当たり前時代"を作りたい!
という日本政府の意志です。

今は言わずもがな、パソコンを扱えるのが当たり前の時代ですが、今度はプログラミングを出来ることが当たり前の時代が出来上がっていきます。

あらゆるものがIT化していくこの新しい時代の変化を、政府は「第4次産業革命と位置付けて、「おっしゃあ!国を挙げてIT人材育ていこうゼ!てゆーか、ITとかもはや当たり前にしちゃおうゼ!フーッ!」という雰囲気をどんどん盛り上げていっています。

 

福井県のメガネ産業を守るためにも、早く導入を決定してほしいところです。 

news.mynavi.jp 

 

 

こちらは参考程度ですが、実は諸外国のプログラミング教育はすでにかなり進んでいます。お隣の韓国でも、中学校では2015年3月からすでにプログラミング教育が導入されており、次の3月から小学校でも始まります。

scrapmedia.jp

 
アメリカでは、STEM教育という理系人材育成の教育方法を導入して、世の中のIT化にがっちり合わせに来ています。12歳がアプリ開発したりしてますからね。
※画面右下に字幕表示ボタンがあります。

www.youtube.com 

以上、 プログラミング教育が今なぜ必要なのか?
の説明でしたが、ご理解いただけたでしょうか。僕は特に一つ目の、
プログラミングは子どもの夢を育てる
という意味で必修化に賛成です。
夢見る子どもが増えるのは、とってもいいことですよね。サトリ世代と呼ばれる世代の"無欲さ"を刺激するのにもとっても良さそうです。

 

 

 

とりあえず楽しく始めて見ませんか?

 

前にも書いたかもしれませんが、studioあおは「未来の社会に対応できる人材の育成」を重点テーマの1つとして掲げており、教育プログラムはそこに必要なものから用意しております。プログラミング教育もその例外ではありません。
今は、京都出町柳にある桝形学習教室と一緒に、10歳から通えるプログラミング教室「プログラミング10なるものをやっています。
月一回のペースで、西陣にある教室でイベント型授業を開催中です。

▼次回開催はこちら!

11/13(日)16:00~19:00
プログラミング10「10歳からはじめるプログラミング教室」vol.3

passmarket.yahoo.co.jp

 

 

講師は桝形学習教室山川先生と、studioあお川村のイケメンコンビです。f:id:TETSU_KYOTO_JPN:20161103184929p:plain

桝形学習教室の山川先生(Processingコース講師)

 

それぞれがprocessig(山川)、Scratch(川村)という言語を教えます。初心者用で超簡単です。Scratchは2020年から小学校に導入される予定のプログラミング言語ですね。キーボードを使わないでできるので、アルファベットがわからないお子さんでも大丈夫。いまのところ最年少参加者は小学2年生です。
processingはアート系のプログラミング言語で、今回はスクリーンセーバーをみんなで自作します!ぜひぜひ興味をお持ちの方は、気軽にお問い合わせください。
※99歳までを対象とした社会人向けの講座もありますので、そちらもぜひ!

 

我々の教室の特徴としては、以下3つがあげられます!

完全初心者向け授業
 └言語も超簡単、内容も「プログラミングを好きになる」をテーマに、楽しく取り組めるものになっています。
完全オリジナル教材
 └講義の教材は自社開発。他では手に入らないものになっています!ほんでわかりやすいし、おもしろいです。
最大4名までの小集団授業
 └手厚い指導がウリです!後々の質問もしやすいですし、少人数だからこそ仲の良いプログラミング仲間もできるかも!

 

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▲授業風景。385placeというシェアオフィスの一室を、教室として使っています。

 

桝形学習教室 山川先生とは、いずれ生徒たちとオリジナルアプリの開発とかやっていきたいね、なんて話をしています。

 

まあ、いろいろ言いましたけど、そこまで深く考えなくてもいいので、時間があったら一度プログラミング10に遊びに来てください。
純粋に面白いですから。自分が作ったものが動くのって。 

passmarket.yahoo.co.jp

 

 

関連リンク
平成28年5月19日 産業競争力会議 - 首相官邸
IT人材不足が深刻化、2030年には78.9万人不足に 経済産業省調べ - ITmedia ビジネスオンライン
東京都多摩市立愛和小学校での取り組み事例

 

 

▼「教育のハナシ」前回記事はこちら

tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com