6人兄弟、15人家族。

社会人2年目、京都市民のブログ。思いついたことや、やってることをダラダラと書きます。「嵐」より兄弟が多く、「モー娘」よりも家族が多いです。ちなみに次男で上から4番目です。

弟のほぼ文無し旅20,21,22日目[沖縄] 〜オジさんとの飲み、受付業務、料理の経験価値を最大化する弟。〜

どうも、川村です。  
2日連続の投稿です。頑張ってるでしょう?
でもね、安心してください。どうせまたパタっと書かなくなるので。

ゲストハウスCamCam沖縄」で働き始め、住む場所を手に入れた弟。
前回記事でも書いたように、急に生活の質が上がります。

▼前回記事はこちら

tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com

 

今回は 、あらゆることに前向きになっている弟の姿勢が、様々な経験の価値を最大化していく様子を綴ります。
新しい生活の中で弟がいろんな刺激を受けていく、なんとも「旅」っぽい話。

では、どうぞ。

 

仕事で外国人と接する弟。

かくして、弟はゲストハウスCamCam沖縄」で働き始めるのですが、任された業務はベッドメイキング、受付、事務作業、その他雑務などなど。
当番は1日を3つに分けてA,B,Cの勤務時間いずれかを担当します。

ゲストハウスは様々な国からゲストが訪れます。
英語なんて全く喋ることができない弟は、受付業務に大苦戦。
まだわからないことも多い。しかもお客さんと意思疎通ができない。
これほど難しい仕事はないでしょう。

 ただ、そんな中でも意欲を見せる弟。
電話での振り返りの中でも「今日は〇〇人の人が来てさ〜、その時に△△で〜。」という話がたくさん出てきます。
今まで限定されたコミュニティの中での生活を余儀なくされ、自分で交友関係を広げることもできなかった弟には、かなり新鮮な環境だったようです。

「◇◇がしたい!」という目標を持っていなかった弟にとって、大きな進歩です。

僕が初めて海外に行ったのは 、19歳の香港ひとり旅でした。
大学生といえばひとり旅でしょ!というよくわからない思い込みと、当時約2年付き合っていた彼女に振られ、その子の誕生日に向けて貯めていたお金の使い道に困ったから。というちょっとアレな渡航理由でしたが、異国の文化に触れることの楽しさに気づきくきっかけとなりました。
カップルに囲まれながら一人で見た夜景「シンフォニーオブライツ」は忘れられないです。

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 と、いうことで、弟も誰かにフラれればいいのに、と思ってます。
こういうのは何かきっかけがないと動きませんからね。だから、フラれて欲しいです。

 

なんにせよやりたいことが見つかったのはいいことです。

 

ここらへんから、振り返りに出てくる横文字の名前が増えます。
本当に大変失礼なことですが、名前も顔も全部同じに見えてしまい、2秒で覚えるのを放棄しました。

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※これはちょっと先の写真も入っちゃってますが。

英語が全くしゃべれない弟にこんなにも外国人の友達が出来るなんて…、と驚いていたのですが、コミュニケーションが取れないなりにも「ちょっと伝わった!」という達成感や「ああ、こういう文化もあるんだ」という発見を楽しんでいたようです。

 

 

初対面のオジサンと飲みに行く弟。

ゲストハウスCamCam沖縄」には、弟のほかにも住み込みで働いているスタッフさんがいらっしゃいます。
弟はその共同生活の中で、どんどん社交性を身につけていきます。

この日は知り合ったばかりのおじさんにご飯に連れて行ってもらうんだとか。

 一度太ももおじさんにホテルに連れ込まれかけているのに、なぜこんなに能天気なのか。「さいこーやー」じゃあ、ありません。今の所「栃木の阿部さん」という情報しかないですから、「栃木」も「阿部さん」もそんなに安心材料としてのポテンシャルは高くありません。これを聞いて僕が「ああ、な〜んだ。栃木の阿部さんね!じゃあ、大丈夫だ。」と思うとでも思ったんでしょうか。
とりあえず太ももの警戒レベルを上げておきました。

 

 結果として栃木の阿部さんはいい人だったようで、CamCam沖縄」のスタッフの方と3人で焼肉をご馳走になってきたようです。

どんな話をしたのかを聞くと、何やらかなり熱い話をしていただいた様子。

 ありがとうございました。阿部さん、熱い方です。こういうの本当ありがたいです。
ただ写真を見ると、弟は完全にテンションMAXです。本当にこんなに真面目な話をしてしてもらったのか疑問が残ります。

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見てください。相当テンション高くないとできませんよ、このピース。
と、思ったら阿部さんも裏ピースしてました。
相当楽しい飲み会だったようです。

 どういう経緯で飲みに連れて行ってくださったのかはわかりませんが、初めて会った阿部さんに、飲みに連れて行ってもらって、人生論まで話してもらえる。しかも太ももの報酬もなしです。
これはなかなかの進歩です。主に太ももの報酬がなくなったあたりが。

 

 

料理もしてみる弟。

弟のQOLの向上はとどまるところを知らず、ついには私生活で料理まで出来るようになります。

 末恐ろしい弟です。僕は弟が料理している姿を見たことがありません。
僕が去年東京に住んでいた時は、ちょくちょく弟の家に行っていましたが、料理は全て僕がやっていました。

恐ろしい変化です。以前の弟とは比べ物になりません。
月とスッポン、大人と子ども。鯨と鰯、雪と墨。劇的ビフォーアフターです。
こんなにも楽しそうで、活力に満ちた弟は久しぶりでした。

とっても良いことです。
環境を変えて、人と触れ合うことで、やりたいことを見つけたり、できることが増えていく。
仕事、出会い、料理、全てにおいて前向きな姿勢が、様々な経験を価値あるものに変えてくれているのがよくわかります。
受付の外国人対応も、初対面の人と飲みに行くのも、料理も、めんどくさいと思えばただのめんどくさいものになり得ますよね。前の弟だったらそうでした。ここまで価値ある時間にできなかったでしょう。

物事自体に価値があるのではなく、姿勢が物事の価値を決める。ということでしょうね。
「会社の飲み会なんて面白くないじゃ〜ん」っていう人にとってそれは面白くないし、逆にそこに何らかの前向きな姿勢を持てる人にとっては面白いものになる。
「部署の先輩が格好いい」「部長に根回ししたい」でも何でもいいけど、そういう目的ある人にとっては大事な時間になり得ますもんね。

いま、自分の道を探している弟にとって新しい世界、新しい価値観、新しい経験、新しいものは全て価値あるものになります。

カラオケオパブ「父ちゃんの店」で働くようになったりしたら、またさらに変化がありそうですね。GW明けには改めて雇ってもらえるかの面接です。楽しみですね。

楽しそうで羨ましいなという気持ち8割、応援しがいが出てきたなという気持ちが1割、そろそろビキニギャルの写真送れよという気持ち1割。そんな心持ちで見守っております。

 

 

え、そこも成長すんの?

そして、僕がずっと悩まされてきた、弟の「写真下手クソ問題」。ブレるわ、被写体のチョイスが独特すぎるわでもうまともな写真は諦めてたんですが…、

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何の脈絡もなく急に上手くなってました。
もうなんなんでしょう、この人。
夏休み明けたらクラスメイトが可愛くなってた。とかそんなレベルじゃないですからね。昨日の今日ですからね。ビフォーアフターが劇的すぎ。

別に写真の上達は今回のテーマではないのですが、一番の成長率を見せてくれました。これからの弟にさらに期待です。

 

 

さあ、月曜です。みなさん頑張りましょう。
 僕もコイキングがやたら発生する教室で子どもらと戯れます。

ではでは。 

▼▼次の記事はこちら

tetsu-kyoto-jpn.hatenablog.com

 

 

弟のほぼ文無し旅 [沖縄]
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この旅では、弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。

僕は毎日弟と連絡を取っており、
記録したその内容をここで愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いわば弟の成長記録です。いつ終わるか全然わかりません。 

リアルタイムの実況中継はTwitterの僕のアカウントにて行っております。
#弟のほぼ文無し旅  #沖縄 でまとめて読むか、
もしくは、僕のTwitterアカウントをフォローしてください。 

 

▼こちらは僕の職場ですー。僕は京都で教育事業を手掛けております。
最近生徒さん増えてまいりました!!教室狭すぎて早くも移転したいです!誰か倉庫ください〜
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放課後教室「studioあお」
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