6人兄弟、15人家族。

社会人2年目、京都市民のブログ。思いついたことや、やってることをダラダラと書きます。「嵐」より兄弟が多く、「モー娘」よりも家族が多いです。ちなみに次男で上から4番目です。

弟のほぼ文無し旅 5日目[沖縄] 〜弟、音信不通。〜

20歳でマイルドヤンキーの弟の「ほぼ文無し旅」が続いております。

大学を中退をした弟に、
自分で考えて、行動して、厳しい環境を乗り越えたという経験を得て欲しい!
そしてその中で世の中との関わり方を学び、やりたいことをみつけて欲しい!
と考え、財布取り上げて沖縄に輸送しました。
この旅では、弟はお金を持たずに片道チケットだけで沖縄に行き、
帰りのチケット代と僕との飲み代を稼いたら帰ってきます。
 
沖縄旅がうまくいったら海外編とか面白いなあって思ってたんですが、
国内ですでに大苦戦。
全国大会目指してた学校のチームが地区予選で負けそう。みたいな感じです。
次の日の学校行くのがちょっとだけ恥ずかしいやつです。
まあ、先のことはゆっくり考えたいと思います。
 
では、5日目スタートのレポートです。
 
 

なんか吹っ切れた。

4日目は、自分の甘さに気づき涙を流した弟。
一晩頭を冷やしていろいろ考えたそうな。
朝イチで電話が来て、
「なんか吹っ切れた。」と。
自分の今の状況とうまく向き合えたようでした。 よかったよかった。

 本腰入れて仕事を探すために、ネットの使用はOKかと確認が。
もちろん全然オーケー。

というか逆に今まで使ってなかったんかい。

ルール違反になると思ったんでしょうか。
携帯持たせた時点でそんなもんは当たり前に許していたつもりだったのですが、
律儀(?)にも使用を控えていたようだ。

充電もいつでもできるわけではないので、
弟が携帯で使用するのはほぼ電話とメールとLINEだけ。
ネット検索も使わないとなると、おじいちゃんが孫とコミュニケーションとりたくて買ったスマホくらい機能性に無駄が生まれます。

この日は住み込みで働けるお店を検索して、そこにお願いしに行ったようです。

 
 
 

そして、音信不通。

朝の電話後、数回のLINEでのやり取りを最後に、弟からの連絡が途絶えました。
朝8時23分にきたライン以来、夜9時を過ぎても連絡が帰ってこない。

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今まで即レスが基本でしたので、正直ちょっと焦りました。
男とはいえ、沖縄とはいえ、宿もなしに知らない土地を放浪しているわけですから、
危険な目にあう可能性はゼロとは言えません。

午後9時30分の時点で消防署に連絡をし、救急車の搬送履歴を確認してもらいました。

でもまあ、よくよく考えたら20歳の弟(しかもマイルドヤンキー)が
1日連絡つかないくらいで消防署に連絡するのもちょっと変な感じしますよね。

消防士さんは、最初親身になって聞いてくれてたんですが、
弟が20歳ということが分かった途端に塩対応でした。

多分、いや確実にこう思われてました。
沖縄弁での塩対応は新鮮でした。

 

ほんで、このすぐ後に弟から電話が。

「ごめん、トイレに忘れてたあ。」と弟。

いや、落としてる時間長くね?
もう落としてるっていうか置いてたよね。

午後3時15分の時点ですでに手元にないはずだから、
約6時間手放していたことになるはず。

こいつ本当すごいな。
というか盗られなかったのがすごいわ。
沖縄いいとこだなおい、住みたいわ。
でもゴーヤが苦手だわ。文字通り苦いわ。見た目もグロすぎだわ。

まあ、つまり何でもなかったという話なんですが、
ここまでの4日間で弟の天然具合を再確認し、
僕がちょっとビビり出してるってことはわかりました。

消防士さんマジですんませんでした。

 

 

 

 入り口でウロウロ。

3日目に弟は困難にぶつかっていることを認識し、やっと思考への入り口に立ちました。

今回の旅の目的は、弟が
「自分で考えて、行動して、厳しい環境を乗り越えたという経験を得て欲しい!」
つまりは成功体験を獲得すること、そしてその中で「考える力」を身につけること。
が目的です。
「全然うまくいかない・・・。」という困難にぶつかったことで、やっとこさスタート地点なのです。
 
ただ、原因の分析、解決策の考案はまだあまりうまく出来ない様子。
その日も収穫はなかったようだ。

特に失敗の中から学ぶ姿勢が弱い。
断られたという事実に対して分析的思考が働かない。

当初は2週間くらいで帰ってくるイメージだったのだが、
これが続くようであれば結構な長丁場になるなあと、思ったり。

思考への入り口に立ったはいいけど、
入り口あたりでウロウロしている感じです。
まだまだこれからですね。

ただ弟は弟で、思ったよりも全然うまくいかないことで、
自分へのがっかり感が募り、空腹で万全とは言えない体調のせいもありかなり弱気に。笑

 その上お金も下ろしきれなかったものだから、かなり凹んでました。笑
ただ、ここで甘やかしてはいけないなあと、改めて旅の目的を考え直します。

予定通りではあるんです。一応ね。一応。

いいこと言ってるなあ、僕。
「Yes, We Can‼︎」とほぼ同じ意味ですからね。
オバマさんとは仲良くできそうです。

でもまあ、「できると思ってるから、やってるんだよ」という言葉は、
何だかうまくいかないなあという時に心の支えになるものです。

毎回電話の終わりにこれを言うんですが、その度弟は、

「ありがとうございます!!(低めの大声)」

と、体育会系のノリを丸出しにしてきます。

スイッチそこ?

て感じですが、割と嫌いじゃないです。

 

この日は紙とペンを買って、これから毎日振り返りを文字に起こす事だけを約束。
事実を記録することで、失敗からも学ぶ機会が増えるのでは!思考の整理も同時に行えるのでは!というところからの追加ルールです。
この決定が2周間目以降の展開を大きく変えることに。。。

ではでは、6日目もお楽しみに。

以下はこの日、弟から来た意味わからん画像シリーズです。
ただ「写真を送って」とだけいうと、説明もなしに淡々とこんな写真が送られてきます。

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ん?誰?

 

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いや、どこ?

 

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うん。だから?

これらを僕はどういう気持ちで見てたらいいんだろう。
といつも頭を悩ませます。

以上ですー。では、またまた。

 

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このブログでは、弟が旅の中で成長していく様を、
愉快に楽しく、気ままにお送りしていきます。
いつ終わるか全然わかりません。

リアルタイムの実況中継はTwitterの僕のアカウントにて行っております。
#弟のほぼ文無し旅  #沖縄 でまとめて読むか、
もしくは、僕のTwitterアカウントをフォローしてください。 

  

>追記
教室のオープンイベントでバタバタしており、 1日飛びました。

木工のイス作りをやったんですが、
なかなか盛況で大変喜ばしい限りです。生徒ジャンジャン入れー。

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↑こんな感じでした。詳細な様子はこちらからどうぞ。

 

5月はこんなことやる予定ですー。
■「はじめてのTシャツデザイン」〜コンペで賞金を狙おう〜
■「公園リノベーション」〜新しい公園を京都市長にプレゼンしよう〜
■「今日からパティシエ」〜家族にお菓子をプレゼントしよう〜
■「ロックンロール教室」〜自分で作曲してみよう〜
※イス職人体験のような1日のイベントではなく、毎日少しずつプログラムを進めていきます。

是非ともみなさんいらしてー。
体験授業は無料です。

 

コンセプトは「個性をそだて、社会にふれる。」そんな教室です。
※生徒に文無し旅をさせたりはしませんのでご安心を。
これは弟限定のプログラムです。

放課後教室「studioあお」
602-8374
京都市上京区一条通御前西入ル3丁目西町72

お問い合わせ:http://studio-ao.school
Mailkawamura_tetsuya@studio-ao.school 

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面談・ご相談のお申し込みフォームはこちら
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